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北般若地区 : ミニ英和和英辞書
北般若地区[きた, ほく]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [きた, ほく]
 (n) north
般若 : [はんにゃ]
 【名詞】 1. (1) (gen) (Buddh) wisdom 2. (2) Prajnaparamita 3. Perfection of Wisdom
: [ち]
  1. (n,n-suf) earth 
地区 : [ちく]
 【名詞】 1. district 2. section 3. sector 
: [く]
 【名詞】 1. ward 2. district 3. section 

北般若地区 ( リダイレクト:北般若村 ) : ウィキペディア日本語版
北般若村[きたはんにゃむら]

北般若村(きたはんにゃむら)は、かつて富山県東礪波郡に存在していた1954年昭和29年)1月15日西礪波郡戸出町と合併。現在は高岡市の一部となっている。一部を除き農村地帯であり、昔懐かしい「アズマダチ」と呼ばれる伝統建築の民家も地区内に数多く点在して彩りを齎している。菜の花の生産が盛ん。この項目では、現在の北般若地域についても解説する。
== 概要・地理・歴史 ==

* 砺波平野で一般的に見られる散居村はこの地域では見られない。地域の東側を流れる庄川と、西側を流れる千保川の間の微高地に沿って南から北へ西部金屋、石代、吉住、春日の各集落が形成されている。また大清水は安土桃山時代から江戸時代初期に北陸本街道に沿って形成された街村集落である。徳市、吉住新、吉住又新集落は塊村となっている。
* 西部金屋、吉住、春日集落と戸出地区行兼、市野瀬集落の間には人家のない田園地帯が広がるが、これは江戸時代中期までの千保川の川床跡である。
* 地域の中央を南北に貫く道は中筋往来(なかすじおうらい)と呼ばれている。中筋とは庄川と千保川の間の道という意味である。中筋往来は江戸時代には井波道とも呼ばれ高岡と井波とを結んだ。井波別院 瑞泉寺にて行われる太子伝会の際には井波へ向かう人々はこの道を行列ができた。
* 中筋往来沿いの西部金屋、石代、吉住、大清水、春日の各集落には聖徳太子像(太子二歳像)が置かれ、太子信仰の強い地域としても知られている。
* 徳大寺家領の荘園・般若野荘、中世の般若郷の領域にあたり戸出地区のなかでは最も早くから拓けていた地域である。元和期、吉住村には18件の人家があり戸出地区のなかでは最も家数が多かったという記録が残っている。また鎌倉時代の五輪塔も多く発掘されている。
* 慶長年間(1596 - 1615年)頃、前田利家豊臣秀吉から伏見城にあった旧聚楽第の御殿を賜り、大清水村に再建して大清水御亭と呼ばれた。大清水御亭は加賀藩の御旅屋として利用された。場所は現在の戸出大清水の小字御旅屋島のあたりである。1664年寛文4年)御殿は高岡へ移転。
* 1615年に大清水に利波郡奉行所が設置される。(菊池文書「旧記」より)
* 1652年には既に加賀藩の藩蔵である大清水御蔵が置かれていた。大清水御蔵は庄川氾濫による流出を避けるため、1660年万治3年)に戸出へ移築。戸出御蔵へ統合。
* 下麻生村、上麻生村は江戸時代の庄川氾濫の際に左岸と右岸に分割された。左岸側は北般若村に、右岸側は中田町になった。
* 当初村役場は吉住の永願寺明35番地に置かれるが失火により高田永吉宅へ移された。
* 西部金屋地区の隣の石代地区には古くから戸出火葬場があること、西部金屋地区が高岡市の端に位置することなどの理由から、2009年に西部金屋地区に高岡市総合斎場が建設された。斎場の建設の見返りとして、隣接する砺波市南般若地区と跨る形で北陸自動車道の新しいインターチェンジの建設も検討されている。北般若南部地域は今後益々の発展が期待されている。
* 現在、春には高岡といで菜の花フェスティバルなどで賑わっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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