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消散作用素 : ミニ英和和英辞書
消散作用素[しょうさんさようそ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

消散 : [しょうさん]
  1. (n,vs) evaporation 2. dispersion 3. dissipation
: [さく]
  1. (n,n-suf) a work 2. a harvest 
作用 : [さよう]
  1. (n,vs) action 2. operation 3. effect 4. function 
: [よう]
  1. (n,n-suf) task 2. business 3. use 
: [もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation

消散作用素 : ウィキペディア日本語版
消散作用素[しょうさんさようそ]
数学における消散作用素(しょうさんさようそ、)とは、バナッハ空間 ''X'' に値を取り、すべての ''λ'' > 0 および ''x'' ∈ ''D''(''A'') に対して
:\|(\lambda I-A)x\|\geq\lambda\|x\|
が成立するような、''X'' の線形部分空間 ''D''(''A'') 上で定義される線形作用素 ''A'' のことを言う。消散作用素が極大消散(maximally dissipative)であるとは、すべての ''λ'' > 0 に対して作用素 ''λI'' − ''A'' が全射であることを言う。
極大消散作用素が縮小半群の生成素として特徴づけられるルーマー-フィリップスの定理において、消散作用素の概念は重要な役割を担う。
==性質==
消散作用素には次に述べる性質が存在する〔Engel and Nagel Proposition II.3.14〕。
* すべての ''λ'' > 0 に対して ''λI'' − ''A'' は単射であり、また ''λI'' − ''A'' の値域に含まれるすべての ''z'' に対して
:::\|(\lambda I-A)^z\|\leq\frac\|z\|
::が成立する。
* 作用素 ''λI'' − ''A'' がある ''λ'' > 0 に対して 全射であることと、すべての ''λ'' > 0 に対して全射であることは同値である。そのような場合、(0, ∞) ⊂ ''ρ''(''A'') が成立する(ここで ''ρ''(''A'') は ''A'' のレゾルベント集合を表す)。
* ''A'' が閉作用素であることと、ある ''λ'' > 0 に対して(すべての ''λ'' > 0 に対する場合も同様) ''λI'' − ''A'' の値域が閉であることは同値である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「消散作用素」の詳細全文を読む




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