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早乙女貢 : ミニ英和和英辞書
早乙女貢[さおとめ みつぐ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [はや]
 【名詞】 1. already 2. now 3. by this time 
早乙女 : [さおとめ]
 【名詞】 1. young female rice planter 2. young girl 
: [おつ, きのと]
  1. (adj-na,n) 2nd in rank 2. second sign of the Chinese calendar
乙女 : [おとめ]
 【名詞】 1. daughter 2. young lady 3. virgin 4. maiden 5. little girl
: [じょ]
 【名詞】 1. woman 2. girl 3. daughter

早乙女貢 : ウィキペディア日本語版
早乙女貢[さおとめ みつぐ]

早乙女 貢(さおとめ みつぐ、1926年1月1日 - 2008年12月23日)は、日本の歴史小説時代小説作家満州ハルビン生まれ。本名は鐘ヶ江秀吉、ペンネームは「若い娘に金品を貢ぐ」の意味。慶應義塾大学文学部中退。代表作に吉川英治文学賞を受賞した『會津士魂』など。
== 経歴 ==

=== 生い立ち ===
曾祖父の為親が会津藩士で、戊辰戦争後にアメリカに渡り、いったん横浜に帰国するがすぐに上海に渡り、一家は中国に住む。1926年1月1日、ハルビン市ポツレヤ街10号3番地4で生まれ、父茂一届出、同月12日ハルビン駐在総領事天羽英二受付、同月28日送付入籍。1946年に九州に引き揚げる。1948年に上京し、1954年頃に山本周五郎に師事、『講談倶楽部』などの倶楽部雑誌や新聞に作品を発表。1955年頃、倶楽部雑誌新人賞受賞者の集まり「泉の会」に所属し、そのメンバー伊藤桂一尾崎秀樹らと同人誌小説会議」を1956年に創刊、掲載作の歴史小説「鬼の骨」「叛臣伝」で直木賞候補。1965年頃に有馬頼義主催の「石の会」に参加。
1968年、「小説会議」に掲載した「野鶏路」に手を加えた、マリア・ルス号事件を扱った『僑人の檻』で直木賞受賞。『オール読物』『小説新潮』などの中間小説誌や、『週刊新潮』などの週刊誌、『歴史読本』などに作品を発表する。
呂宋から送り込まれた妖術者との戦い『死神は黒衣をまとう』、幕末の横浜居留地を舞台に柊城之介の活躍する『城之介非情剣』などの伝奇小説、『おれが天一坊』『悪霊』などのピカレスクロマン、テレビドラマ化もされた『忍法かげろう斬り』シリーズ、『忍法秘巻」シリーズなどの忍者小説、『秘剣鱗返し』『武蔵を斬る』などの剣豪小説、その他戦国時代明治維新を舞台にした作品も多く、司馬遼太郎池波正太郎と並ぶ時代物御三家とも称された。また当時の保守的モラルを基調とする時代小説の中では、エロティシズム描写に独自性があった。1976年『北条早雲』で吉川英治賞候補。また『霧の海』『QE2世号殺人事件』などの現代ミステリもある。「東京スポーツ」紙では『おれが百万石 前田慶次郎風流譚』などを長年連載をしていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「早乙女貢」の詳細全文を読む




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