翻訳と辞書
Words near each other
・ 講義録
・ 講習
・ 講習会
・ 講習会商法
・ 講習会場
・ 講評
・ 講話
・ 講説
・ 講読
・ 講談
講談倶楽部
・ 講談師
・ 講談社
・ 講談社 ラジオブックス
・ 講談社+α文庫
・ 講談社+α新書
・ 講談社BOX
・ 講談社BOX新人賞
・ 講談社Birth
・ 講談社F文庫


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

講談倶楽部 : ミニ英和和英辞書
講談倶楽部[こうだんくらぶ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

講談 : [こうだん]
 【名詞】 1. story-telling 
倶楽部 : [くらぶ]
 【名詞】 1. club 2. fraternity 3. sorority 4. clubhouse 
: [たのし, らく]
  1. (adj-na,n,n-suf) comfort 2. ease 

講談倶楽部 : ウィキペディア日本語版
講談倶楽部[こうだんくらぶ]

講談倶楽部』(こうだんくらぶ)は、講談社が発行した大衆文学雑誌1911年明治44年)創刊、第二次世界大戦による中断を挟んで1962年昭和37年)廃刊。速記講談に始まり、時代小説などの大衆文学雑誌として人気を博した。
==戦前==

===創刊===
1884年(明治17年)に三遊亭円朝の『牡丹灯籠』速記本が刊行されヒットして以来講談速記本が流行し、新聞でも松林伯円、松林伯知、一龍斎貞山の連載講談が載るようになり、講談を載せない東京朝日新聞でも半井桃水村上浪六などの通俗的な歴史読物を掲載、『文芸倶楽部』でも講談、落語の増刊号の売れ行きがよく、また日露戦争後から始まる講談を口述に似せて書く「書き講談」(『立川文庫』など)が人気を得ていた。1910年に国民新聞社に入った望月茂と伊藤源宗はこの人気に目を付けて専門雑誌化を思いつき、知り合いの佐久良書房に持ち込むが断られる。そこで、講談と演説(弁舌)の境目がたぶんにあいまいであった状況下で、1909年に弁論の気風による青少年教育のために大日本雄弁会を起こして『雄弁』を創刊して成功していた野間清治にこの企画を野間に持ち込むと、野間はこれに賛同し、大衆啓蒙の手段として講談を出版に取り入れようとして、1911年11月に速記講談を主にした『講談倶楽部』を創刊した。誌名は、野間は『快談倶楽部』を主張したが、望月らの案で『講談倶楽部』となった。これにより大日本雄弁会は講談社の名も持つことになる。創刊号は細川風谷などが講談を書き下ろしたものを原稿にして、表紙は真山孝治、定価18銭、1万部刷って1200部売り上げと初期は返本の山だった。
1912年に望月が『上州新報』に移ることになり、『雄弁』の記者をしていた淵田忠良を編集に入れ、この頃から発行部数は少しずつ上向いていき、8000部ほどが売れるようになる。この年の10月に、文光堂で同種の雑誌『講談世界』が発刊され、これに触発されて折り込み口絵のページを翌年から付けて、この井川洗厓の口絵も好評で部数を伸ばした。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「講談倶楽部」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.