翻訳と辞書
Words near each other
・ 揚子江
・ 揚子江プレート
・ 揚子江事件
・ 揚子江快速航空
・ 揚子江快運
・ 揚子江快運航空
・ 揚子江気団
・ 揚子江貨運
・ 揚子江貨運航空
・ 揚子県
揚小丸
・ 揚屋
・ 揚屋 (牢獄)
・ 揚屋 (遊郭)
・ 揚川バイパス
・ 揚川改良
・ 揚川村
・ 揚川隧道
・ 揚州
・ 揚州 (江蘇省)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

揚小丸 ( リダイレクト:ぼんち揚 ) : ウィキペディア日本語版
ぼんち揚[ぼんちあげ]

ぼんち揚(ぼんちあげ、英語 ''Bonchi'' Rice Snack)は、ぼんち株式会社が製造する、醤油味の揚げ煎餅
== 概要 ==
山形うるち米の粉(上新粉)とでん粉を蒸して練った生地を、丸く成形して乾かしてから植物油で揚げ、淡口醤油をベースに、砂糖の甘さと昆布うま味を加えた独特のたれに漬けて味付けした揚げ煎餅。高温で短時間揚げてあるため、ぱりっとした歯ごたえと香ばしい風味があり、薄目の味付けながらも、複雑でうま味のある味で飽きが来ないため、ロングセラー商品となっている。味の決め手となる薄口醤油はヒガシマル醤油のものを使用している。
東京市淀橋区戸塚町(現在の東京都新宿区高田馬場)でもち米を使うあられを製造していた中央軒の竹馬治郎は、1939年大阪市淀川区に工場を設立、第二次世界大戦中の大空襲で工場を焼失し、戦後の1952年大阪を本社とする株式会社中央軒としてあられの製造を再開した。しかし、原料のもち米が入手困難であったため、代替原料としてうるち米を使用して作る草加煎餅をヒントに商品開発を行い、大阪では珍しかった揚げ煎餅という形で1960年に「揚小丸(あげこまる)」の名称で販売を開始した。発売後も味の改良を進め、1963年には「ぼんち揚」と改名して、関西を中心に販売を開始、1969年には東京に進出し、後に全国に販路を広げた。
名前の由来は、船場言葉で器の大きな商家の息子を指す「ぼんち」。山崎豊子の同名小説に着想を得て、大阪らしい名前として商品名に取り入れられた。
揚げる前の生地は山形県寒河江市にある関連会社の東北ぼんち製菓株式会社(山形工場)で製造し、揚げと調味は神戸市西区の神戸工場と埼玉県越谷市の東京工場で行われている。
ぼんち揚の売り上げの8割は大阪を中心とした関西地方が占めている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ぼんち揚」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.