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大和球士 : ミニ英和和英辞書
大和球士[やまと きゅうし]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

大和 : [やまと]
 【名詞】 1. ancient Japan 
: [わ]
 【名詞】 1. (1) sum 2. (2) harmony 3. peace 
: [たま, きゅう]
 【名詞】 1. globe 2. sphere 3. ball

大和球士 : ウィキペディア日本語版
大和球士[やまと きゅうし]

大和 球士(やまと きゅうし、1910年4月14日 - 1992年3月4日)は、日本スポーツライター。本名:安藤 教雄〔『週刊ベースボール』(ベースボール・マガジン社発行)2004年8月23日号掲載『この人にこの技あり』第20回”平山菊二の「塀際の魔術」”(執筆:田村大五)…参考リンク(発行元が運営するウェブサイト『SportsClik』内の再録) 〕〔野球殿堂の規約改正(第368回) - 『蛭間豊章記者の「Baseball inside」』(スポーツ報知ホームページ内蛭間豊章ブログ)2007年11月28日付より。〕(あんどう のりお)。埼玉県出身。
野球選手としての経験はない〔楽コレ! アナクロですが:<その66>続・遠く行進曲が聴こえる - 『毎日jp(毎日新聞)』2010年12月30日付(執筆:玉木研二)〕ものの、野球記者野球評論家として活動した。

== 来歴・人物 ==
戦前都新聞(現:東京新聞)記者。当時は社会記者だったが後にスポーツ部へ配属される。当時、日本は太平洋戦争第二次世界大戦)の真っ只中にあり、当時の突貫精神を意識して「大和魂」と「野球博士」を絡ませたペンネームとして「大和球士」なる名前が付けられた。
戦後フリーのスポーツライターとして主として野球を中心に取材した。1950年には参議院選挙に全国区から立候補したが落選している。1952年からはライター活動と並行し、ラジオ東京(1960年11月29日より、東京放送=TBS)〔1955年4月よりラジオテレビ兼営局2001年10月にラジオ部門がTBSラジオ&コミュニケーションズへ、2009年4月にテレビ部門がTBSテレビへそれぞれ分離され、放送持株会社「東京放送ホールディングス」となった。〕専属のプロ野球解説者として1974年までラジオ・テレビに登場した(1957年までは同局唯一の専属解説者だった)。専属から離れる同年11月には、プロ野球中継での解説が評価され、TBSラジオからゴールデンマイク賞を受賞した〔『TBS50年史』資料編P295に掲載のゴールデンマイク賞受賞者一覧表。〕。
晩年には野球殿堂の特別表彰委員会の選考委員をつとめた。
タコ足」(中河美芳)〔ベースボールと戦争②名一塁手・中河美芳 つきまとった憲兵隊のカゲ - 『上田龍の「Called Shot!」日米野球界、快&怪人物列伝』(野球ライター上田龍のブログ)2011年8月15日付記事より。〕「弾丸ライナー」(川上哲治)「塀際の魔術師」(平山菊二)〔といったプロ野球選手へのキャッチコピーの名付け親である。また、コラムなどの文中では「川上九連覇」や「酒豪」といったその人の特徴やエピソードに因んだ呼称を用いた(考案した)。
書籍『プロ野球三国志』シリーズ(もともとは日刊スポーツでの連載作品)は、大和の野球ライターとしての集大成的な作品となった。また、『真説日本野球史』は明治から第二次大戦後までの野球史をまとめた書籍として、現在でも資料価値が高く、Wikipediaを含む多くの出版物で情報源として使用されている。
ラジオ東京と解説者契約をしたきっかけについて、1951年11月に『民放におけるプロ野球放送私案』と題した小論文(NHKのようなかたい放送ではなく、楽しい放送をすべきという旨の案)をもって開局事務所を訪れ、当時の社長足立正との会食で私案を説明し、足立から連絡を受けた運動部長の鈴木恒治より私案を採用され自身も契約に至った事を、会社創立20周年を迎えた1971年に当時のTBSが発行した社内報で明かしている〔『TBS社報』No.360の29ページ〕。
1992年3月4日、死去。享年82。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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