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鹿島線 : ミニ英和和英辞書
鹿島線[かしません]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

鹿 : [しか]
 【名詞】 1. deer 
: [しま]
 【名詞】 1. island 

鹿島線 : ウィキペディア日本語版
鹿島線[かしません]


鹿島線(かしません)は、千葉県香取市香取駅から茨城県鹿嶋市鹿島サッカースタジアム駅に至る東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線地方交通線)である。
== 概要 ==
成田線の佐原駅から銚子側の1駅先にある香取駅から分岐し、前川あやめ園や十二橋めぐりなどの水郷の観光地を持つ潮来駅鹿島神宮鹿島臨海工業地帯のある鹿嶋市の中心である鹿島神宮駅を経由し、鹿島サッカースタジアム駅を終点とする。ラインカラーは茶色()である。
日本鉄道建設公団によって建設され、開業は1970年と比較的新しい路線である〔『歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 通巻26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線 24頁〕。国家的な開発プロジェクトであった鹿島臨海工業地帯の開発・発展に寄与するため、現在の鹿島臨海鉄道の営業路線(大洗鹿島線鹿島臨港線)と共々に計画・建設され、香取駅 - 北鹿島駅(現在の鹿島サッカースタジアム駅)間が日本国有鉄道(国鉄)の「鹿島線」として開業した。
日本鉄道建設公団によって建設された路線であるため、全線のほとんどが高架路線となっている〔。成田線との分岐点を過ぎると、鹿島線内には踏切はひとつもない。このことは接続先の大洗鹿島線でも水戸駅付近をのぞけば同様である。また利根川常陸利根川・北浦に架かる橋梁はいずれも長大で、特に北浦に架かる北浦橋梁は1236mの長さを持ち、これらの高架・橋梁で水域が多い水郷地帯を貫通している〔。ただし、強風時は香取駅 - 十二橋駅間、延方駅 - 鹿島神宮駅間で速度制限や運転見合わせが行われることがある。
JRにおける実質的な旅客上の運用範囲は佐原駅 - 鹿島神宮駅間である〔。鹿島神宮駅 - 鹿島サッカースタジアム駅間はJRの区間であるが、旅客輸送は鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の車両が担う〔。よって鹿島線の同区間に大洗鹿島線が乗り入れる形態となるが、特に多客が見込まれる時は、鹿島神宮以西より鹿島サッカースタジアムにかけてJRによる旅客輸送が行われる場合がある。なお鹿島神宮駅 - 鹿島サッカースタジアム駅間はあくまでJRなので、「青春18きっぷ」など、企画きっぷもエリア内であれば使用可能である。
また旅客列車のほかに、日本貨物鉄道(JR貨物)による貨物列車も運行されている。このため交換可能な駅は、いずれも有効長がかなり長い。
利用者は地元の沿線住民がほとんどで、純然たるローカル輸送に留まっている。工業都市・Jリーグ鹿島アントラーズホームタウンとして発展が著しい鹿嶋市と東京間のアクセスとしては1975年から特急「あやめ」が運行されていた。しかし東関東自動車道潮来インターチェンジまで開通し1989年から高速バスかしま号」が運行開始したことにより、東京駅と鹿島神宮駅間の普通運賃よりも安く、渋滞が無ければ所要時間でも優位となった高速バスの乗客が激増した。「あやめ」は1982年には最大5往復運行されていたが、乗客減により1993年には3往復、1994年からは1往復のみの運行となった(2004年から「ホームタウン成田」「すいごう」が「あやめ」に名称変更した分は除く)。2015年で「あやめ」は定期運行を終了した。
全区間が旅客営業規則の定める「東京近郊区間」に含まれている。2015年8月現在、香取駅をのぞいてSuicaは利用できない。自動改札機は全駅とも設置されていない。関東地方で全駅に自動改札機がないJR線は他に烏山線がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「鹿島線」の詳細全文を読む




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