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香川氏 : ミニ英和和英辞書
香川氏[かがわし]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [かわ]
 【名詞】 1. river 2. stream 
: [うじ]
 【名詞】 1. family name 2. lineage 3. birth 

香川氏 : ウィキペディア日本語版
香川氏[かがわし]
香川氏(かがわし、かがわうじ)は、日本の氏族本姓平氏家系は桓武平氏のひとつで鎌倉景政を祖とする武家である。主たる家系として安芸香川氏讃岐香川氏の2流がある。
== 安芸香川氏 ==

相模国を本貫地とする一族で、鎌倉景政より四代の孫にあたる鎌倉景高が相模国高座郡香河(現在の神奈川県茅ヶ崎市周辺)を支配して以降、香川氏を称したのに始まる。景高は一人源頼朝~源義経に従い、手柄を立てたので1字を与えられ経高と改称した。経高には二人の子がおり、兄を経景、弟を義景と称した。

承久三年六月十四日父子三人、承久の乱にて功名を立てその戦功によって、経景は安芸国八木を、義景は安芸国山県群戸谷を与えられた。貞応元年三月三日、義景は、経景の長男である香川景光と共に、相模国から、八木山の裾野に太河に突出したような山へ城八木城を築いた。

戦国時代初期には安芸武田氏に従ったが、安芸武田氏は大内氏毛利氏との戦いによって勢力を衰えさせた。当時の香川氏当主・香川光景は最後まで安芸武田氏を支えたものの、家中の争いにより離反して毛利氏に従った。
その後光景は、毛利氏の家臣として活躍し、毛利水軍の一角(川内水軍)も担い、多くの戦にも参加した。慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いで毛利氏が防長に移封されると、香川氏嫡流岩国領吉川氏家老職を務めた。
香川氏の一族であった香川正矩は、主家の命もあり『陰徳記』を記した。その次男の景継は、延宝元年(1673年)京に出て宣阿と名乗り、『陰徳記』の加筆・修正を行い『陰徳太平記』として出版した。宣阿は武士を捨て、歌人として京に在住するようになり、「梅月堂」と称して徳大寺家に仕え、歌人として生きた。また、その子孫も代々徳大寺家に仕え、著名な歌人を輩出して、明治維新を迎えた。
吉川家の家老として生きた宣阿の兄・正経(正恒)は、現在も岩国に残る「香川家長屋門」を建てた。幕末に近い頃、その子孫に香川景晃を出して、藩政を支え、明治を迎えた。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「香川氏」の詳細全文を読む




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