翻訳と辞書
Words near each other
・ 近世から近代にかけての世界の一体化
・ 近世における世界の一体化
・ 近世イギリス海軍の食生活
・ 近世ペルシア語
・ 近世ペルシャ語
・ 近世三代
・ 近世哲学
・ 近世大名
・ 近世山陽道
・ 近世文学
近世日本国民史
・ 近世朝鮮
・ 近世朝鮮語
・ 近世歴史家批判
・ 近世考古学
・ 近世説美少年録
・ 近世邦楽
・ 近世部落
・ 近世音
・ 近世風俗志


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

近世日本国民史 : ミニ英和和英辞書
近世日本国民史[きんせいにほんこくみんし]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

近世 : [きんせい]
 【名詞】 1. recent times 
: [よ, せい]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 
: [にち, ひ]
  1. (n-adv,n-t) sun 2. sunshine 3. day 
日本 : [にっぽん, にほん]
 【名詞】 1. Japan 
日本国民 : [にほんこくみん]
 (n) Japanese citizen(s)
: [ほん, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 
本国 : [ほんごく]
 【名詞】 1. one's own country 
: [くに]
 【名詞】 1. country 
国民 : [こくみん]
 【名詞】 1. national 2. people 3. citizen 
: [たみ]
 【名詞】 1. nation 2. people 

近世日本国民史 : ウィキペディア日本語版
近世日本国民史[きんせいにほんこくみんし]
近世日本国民史(きんせいにほんこくみんし)は、1918年から第二次世界大戦後1952年にかけて徳富蘇峰が著した、近世安土桃山時代江戸時代)以降の日本通史。全100巻。
== 概要 ==
織田信長の時代から豊臣政権江戸時代幕末維新期、西南戦争までを綴ったもの。多くの資料を駆使して書かれており、個人編著の歴史書としては、世界でも屈指の規模とされる。全巻のうち7割が幕末・維新期(ペリー来航から西南戦争まで)の記述にあてられている。この業績が評価され、徳富蘇峰は1923年帝国学士院から恩賜賞を授与された〔「第13回(大正12年5月27日)」『恩賜賞・日本学士院賞・日本学士院エジンバラ公賞授賞一覧 | 日本学士院 日本学士院。〕。
蘇峰は1918年国民新聞に連載を開始し、同年『織田氏時代 前篇』を刊行。以後、第二次世界大戦終結の1945年までに、第76巻『明治天皇御宇史 15』を刊行した(いずれも民友社より)。占領下では公職追放になった事もあり、一時執筆作業を中断し、1951年に再開した。大久保利通の暗殺、木戸孝允の死までを描く最終巻の『明治時代』を脱稿したのは1952年と、34年をかけた文字通り畢生の大著になった(なお最終数巻は、1980-81年に講談社学術文庫で、『西南の役 全7巻』と『明治三傑』を改題再刊した)。
蘇峰は若い頃から、歴史家として著述活動を目指しており多くの貴重文献を購い、民友社時代(1893年)に革命家として捉えた『吉田松陰』を著し、竹越三叉(『新日本史』、『二千五百年史』)・山路愛山(『足利尊氏』)・三宅雪嶺(『同時代史』)と並ぶ、在野の「史論史学」の歴史家として名を馳せたが、明治天皇崩御をきっかけに、一大叢書の編纂(さん)を思い立ったという。つまり、本来、蘇峰がこの『近世日本国民史』を書こうとした動機は、「明治天皇の時代史」を書くためであった。明治天皇の時代を書くためには、孝明天皇の時代を書かなければならず、孝明天皇の時代を書くためには、徳川時代を、徳川時代を書くためには、織田・豊臣の時代を書かなければならないと考え、織田・豊臣の時代からの歴史書を書くことを決意した。この構想をもって、蘇峰が『近代日本国民史』の大著の著述に着手したのは、蘇峰56歳の時であった。
言論人・論客として伊藤博文山縣有朋桂太郎らと、終生親しく接した経験(また編者代表として彼らの公的伝記を編んだ)が参考になり、信長、秀吉、家康ら英傑の心事を推し量ることができた、とも語っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「近世日本国民史」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.