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赤谷線 : ミニ英和和英辞書
赤谷線[あかたにせん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [あか, あけ]
 (n) 1. red 2. crimson 3. scarlet 4. communist

赤谷線 : ウィキペディア日本語版
赤谷線[あかたにせん]

赤谷線(あかたにせん)は、日本国有鉄道(国鉄)が運営していた鉄道路線地方交通線)である。新潟県新発田市新発田駅と同市内の東赤谷駅を結んでいたが、1980年の国鉄再建法施行を受けて特定地方交通線に指定され、1984年に廃止された。
== 歴史 ==
新発田 - 赤谷間は、赤谷付近から産出する鉄鉱石の輸送のため、官営製鉄所の専用線として1920年〔1917年建設計画、1918年測量、1919年起工、1920年12月完成。『新発田市史 下』1981年、455頁〕(1922年(大正11年)12月とする説もある)に敷設されたものであるが、第一次世界大戦後の不況のため使用されることなく放置されていたものを、地元の請願によって鉄道省が1925年に無償譲渡を受けて、赤谷線として開業したものである〔赤谷線が開通するまでは赤谷乗合馬車が朝8時頃上赤谷を出発し新発田駅前に10時過ぎに到着していた〕。
末端の赤谷 - 東赤谷間は、鉄鉱山の再開発のため1941年に延長されたもので、東赤谷には鉱山からの積み出し施設が設置された。東赤谷駅は、33の急勾配を登ったところにあり、国鉄唯一のスイッチバックの終着駅であった。
* 1920年大正9年) : 新発田 - 箕立沢(赤谷)が農商務省製鉄所専用線として開業(1925年4月商工省発足に伴い同省に移管)。
* 1925年(大正14年)11月20日 : 商工省製鉄所専用線の一部を無償譲受し新発田 - 赤谷 (14.1km) を赤谷線として新規開業。五十公野・米倉・赤谷の各駅を新設〔「運輸営業開始」『官報』1925年11月3日 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕。
* 1941年昭和16年)6月1日 : 赤谷 - 東赤谷 (4.8km) を延伸開業し全通。東赤谷駅を新設〔「運輸営業開始」『官報』1941年5月28日 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕。
* 1955年(昭和30年)3月 : 沿線の北蒲原郡五十公野村米倉村赤谷村がすべて新発田市に編入され、全線新発田市内となる。
* 1963年(昭和38年)11月15日 : 新江口・新山内の各駅を新設。
*1970年(昭和45年)10月 : 蒸気機関車の運転を廃止〔「国鉄蒸気線区別最終運転日一覧」『Rail Magazine 日本の蒸気機関車』1994年1月号増刊〕。
* 1973年(昭和48年)6月4日 : 東中学校前仮乗降場を新設。
* 1981年(昭和56年)9月18日 : 第1次特定地方交通線として廃止承認。
* 1984年(昭和59年)1月20日 : 全線の貨物営業を廃止。
* 1984年(昭和59年)4月1日 : 全線 (18.9km) を廃止。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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