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スイッチバック : ミニ英和和英辞書
スイッチバック
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


スイッチバック : ウィキペディア日本語版
スイッチバック

スイッチバック()とは、険しい斜面を登坂・降坂するため、ある方向から概ね反対方向へと鋭角的に進行方向を転換するジグザグに敷かれた道路又は鉄道線路である〔ランダムハウス英和大辞典〕〔プログレッシブ英和中辞典〕。またそうしたスイッチバック設備(道路、鉄道線路)を走行する運転行為をスイッチバックと呼ぶことがある。さらに、勾配があるかどうかによらず、分岐器を設けて線路を鋭角的に接続し列車を2線路の接続点で折り返し運転するために設けられたスイッチバック式停車場(スイッチバック駅)と呼ぶことがある〔鉄道総研用語集の「スイッチバック式停車場」の項目を参照、〕。Switchback stationの類語として折り返し駅 (reversing station) があるが、折り返し駅 (reversing station) の場合は「列車が継続して先に進むために敷設された、進行方向を反転しなければならない場所」を指す〔Jackson, Alan A. (2006). ''The Railway Dictionary'', 4th ed., Sutton Publishing, Stroud, p. 285. ISBN 0-7509-4218-5.〕。
== 概要 ==
スイッチバックとは、急斜面を登るために多数(または複数)の鋭角カーブを有するzig zagに敷かれた道路または鉄道線路、または上下(縦方向)にうねった軌道であり、主に米国で用いられる〔オックスフォード現代英英辞典 第8版(オックスフォード大学出版局発行)〕〔コウビルド新英英辞典 2008年(日本出版貿易発行)〕〔〔。北米英語でのswitchbackには、hairpin bend(180度の急カーブ)の意味もある〔。イギリス英語や旧語でのswitchbackは、roller coasterを指す〔〔〔。いずれの場合も、switchbackを行為の表現で用いる場合は「(縦方向・横方向に係わらず)ジグザグに進む動作」である〔〔。
日本語の主な国語辞書においても、「スイッチバック」はおおむね「急勾配を伴う地形における折り返し式(ジグザグ運転を伴う)鉄道線路」の意味が記載されている〔広辞苑 第5版(岩波書店発行)〕〔大辞林 第2版(三省堂発行)〕〔大辞泉 増補・新装版(小学館発行)〕。日本の鉄道書籍においても同様の例が見られ、青木栄一は、自著の中で「スイッチバック線」「スイッチバック駅」を「後退と前進を伴うもの」としている〔青木栄一著『鉄道の地理学』2008年(WAVE出版発行)〕。
一方、停車場の分類としてスイッチバック停車場と折り返し停車場を別個に記載している例があるものの、勾配地の如何によらず分岐器を設けて線路を鋭角的に接続し列車を2線路の接続点で折り返し運転するために設けた停車場を「スイッチバック式停車場」と称する例もある〔。日本では世界でも屈指の勾配である箱根登山鉄道が有名で、車掌と運転手が交代する光景が見られる。
また日本の鉄道趣味誌では、平地において線路敷設の経緯などから折り返しとなるような線路配置となったものを指して「都市形スイッチバック」や「平地形スイッチバック」などの語句の使用例もある。
なお、日本の古書では、スイッチバックを「鋸歯軌道」と記載している鉄道工学書籍が見られる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スイッチバック」の詳細全文を読む




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