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胆汁
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・ 胆汁(性)肝硬変(症)
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・ 胆汁フィステル(瘻)
・ 胆汁中排泄
・ 胆汁停滞
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胆汁 : ミニ英和和英辞書
胆汁[たんじゅう]
【名詞】 1. bile 2. gall
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: [きも]
 【名詞】 1. (1) liver 2. (2) courage 3. spirit 4. pluck 5. guts 
胆汁 : [たんじゅう]
 【名詞】 1. bile 2. gall
: [しる, つゆ]
 【名詞】 1. juice 2. sap 3. soup 4. broth
胆汁 : ウィキペディア日本語版
胆汁[たんじゅう]

胆汁(たんじゅう)は、肝臓で生成される黄褐色でアルカリ性の液体である。肝細胞で絶えず生成され、総肝管を通って胆のうに一時貯蔵・濃縮される。食事時に胆のうが収縮され、総胆管の十二指腸開口部であるオッディ括約筋が弛緩し十二指腸に排出されて働く。
胆汁は3つに分類される。
* A胆汁(胆管胆汁) - ファーター乳頭から分泌する
* B胆汁(胆のう胆汁) - 胆嚢で濃縮
* C胆汁(肝胆汁) - 肝細胞で産生
== 胆汁の働き ==
胆汁は1日に約600ml分泌される。胆汁酸と胆汁色素を含み、前者は界面活性剤として食物中の脂肪乳化して細かい粒とし、リパーゼと反応しやすくすることで脂肪の消化吸収に重要な役割を果たすが、消化酵素は含まれない。
; 胆汁酸
: 脂肪を乳化して消化酵素の働きを助ける。更に脂肪の分解産物に作用して小腸から吸収されやすく変化させる。また腸内に分泌された胆汁酸の殆どは小腸で再吸収され、肝臓に戻される(腸肝循環)。
; 胆汁色素
: 破壊された赤血球から遊離したヘモグロビンタンパク質部分から切り離されたヘムが、肝臓の細胞で代謝され黄色のビリルビンに変化する。ビリルビンは肝臓でグルクロン酸抱合を受けて水溶性が高められて胆汁色素として胆汁とともに分泌される。ビリルビンの大半は腸内で腸内細菌によりウロビリノーゲンに還元され、その一部が体内に再度吸収される。ウロビリノーゲンは抗酸化作用を有し〔中村宜司、佐藤克行、秋葉光雄「胆汁色素代謝物ウロビリノーゲンの抗酸化作用」中村宜司 『日本農芸化学会誌』2001年3月5日、75巻、144ページ。〕、これが体内で酸化を受けると黄色のウロビリンに変化する。通常の尿の黄色はウロビリンによるものである。これらの循環は腸肝ウロビリノーゲンサイクルと呼ばれている。一方、腸内に残ったウロビリノーゲンは腸内細菌によりステルコビリノーゲンに還元される。ステルコビリノーゲンが酸化を受けると茶色のステルコビリンに変化する。ステルコビリンは大便とともに排泄され、大便の茶色の元となる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「胆汁」の詳細全文を読む

胆汁 : 部分一致検索
胆汁 [ たんじゅう ]

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「 胆汁 」を含む部分一致用語の検索リンク( 46 件 )
ケノデオキシコール酸(胆汁酸の1つ)
ビリベルジン(緑色の胆汁色素)
利胆、胆汁分泌増加
利胆薬、胆汁分泌(促進)薬
利胆薬、胆汁分泌(促進薬)
原発性胆汁性硬変
原発性胆汁性肝硬変
外胆汁瘻
無胆汁色素尿(症)
白色胆汁
肝内(性)胆汁うっ帯
肝内胆汁うっ滞
肝外(性)胆汁うっ滞
肝外胆汁うっ滞
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肝胆管炎、胆汁うっ滞性肝炎、細胆管炎
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胆汁
胆汁(性)肝硬変
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胆汁うっ滞
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