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狩野安信 : ミニ英和和英辞書
狩野安信[かのう やすのぶ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [の]
 【名詞】 1. field 
: [まこと, しん]
  1. (adv,n) truth 2. faith 3. fidelity 4. sincerity 5. trust 6. confidence 7. reliance 8. devotion 

狩野安信 : ウィキペディア日本語版
狩野安信[かのう やすのぶ]

狩野 安信(かのう やすのぶ、慶長18年12月1日1614年1月10日) - 貞享2年9月4日1685年10月1日))は江戸時代狩野派絵師である。幼名は四郎二郎・源四郎、号は永真・牧心斎。狩野孝信の三男で、狩野探幽狩野尚信の弟。狩野宗家の中橋狩野家の祖。英一蝶は弟子に当たる。
== 略歴 ==
元和9年(1623年)危篤に陥った宗家当主の狩野貞信狩野光信の長男)には子供がいなかったため、一門の重鎮に当たる狩野長信狩野吉信の話し合いの結果、当時10歳であった安信を貞信の養子として惣領家を嗣ぐことが決められた。伝存する作品を兄たちと比べると画才に恵まれていたとは言えず、探幽から様々な嫌がらせを受けたようである。『古画備考』所載で、安信の弟子・狩野昌運が記した「昌運筆記」では、探幽が安信をいじめた逸話が幾つも収録されている。例えば、ある時、三兄弟が老中から席画を描くよう言われた際、探幽に「兄たち妙手が描くのを見ておれ」と命じて筆を執らせず、また或る時安信が浅草観音堂天井画に「天人・蟠龍図」を描いた際も、「日本の絵でこのような絵を座敷などに飾るものではない」と叱ったと言う。果ては、「安信が宗家を継いだのは、安信が食いはぶれないようにするための探幽の配慮」といった、史実と異なる悪意が込められた話が記されている。しかし、安信と探幽は年を経ると、互いに画風や意見の対立があるのを認め合っていた。そもそも、安信は探幽より12歳年下というかなり年の離れた兄弟であり、上記の逸話も歳の離れた手のかかる弟に対する配慮とも取れる〔加藤弘子 「狩野探幽の素顔 もうひとつの探幽像」『聚美』vol.3、青月社、2012年4月、pp.92-95、ISBN 978-4-8109-1247-0〕。
そうした探幽のいじめとも取れる指導を受ける中で、安信は画技の研鑽に努めた。明暦元年(1655年普門寺にいる隠元隆琦を訪ね、隠元から法を受け、同寺の障壁画を描く。探幽ら当時の狩野派の絵に、隠元ら黄檗僧が着讃した作品は非常に多いが、その中でも安信には黄檗美術の影響を受けたと思われる作品がある。寛文2年(1662年)には法眼に叙された。また、探幽の養子であり、探幽に実子が生まれてからは疎んじられた狩野益信や甥の狩野常信に娘を嫁がせ、狩野家の結束を固める策をとっている。延宝2年(1674年)の内裏造営では、筆頭絵師にのみ描くのを許された賢聖障子を描き、62歳にしてようやく名実ともに狩野家筆頭の地位を得た。安信は晩年になっても、武者絵を描くためにわざわざ山鹿素行を訪れ、武者装束や武器などの有職故実の教えを受け〔『山鹿素行日記』延宝7年(1679年)11月14日条〕、朝鮮進物屏風の制作にあたっても、素行を訪ね、様々な質問をしたという逸話が残っている〔同書、天和2年(1682年)4月11日・5月26日条〕。しかし、延宝6年(1678年)に息子の時信に先立たれてしまう。そのため、時信の子・永叔主信を跡取りとし、後事を昌運に任せて亡くなった。菩提寺は本門寺。位牌は妻や子、舅の狩野長信らと合わせられている。
弟子は、英一蝶狩野昌運松江藩に仕えた狩野(太田)永雲(稠信(しげのぶ))など。また『古画備考』には「門人」とは別に、「門葉」という項目がある。これは、画を生業としてではなく趣味として楽しむために学んだ門跡や大名のことで、徳川光圀黒田綱政光子内親王森川許六ら19名が記されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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