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牛丼太郎 : ミニ英和和英辞書
牛丼太郎[ぎゅうどんたろう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

牛丼 : [ぎゅうどん]
 (n) rice covered with beef and vegetables
: [どんぶり]
 【名詞】 1. porcelain bowl 2. bowl of rice with food on top 

牛丼太郎 : ウィキペディア日本語版
牛丼太郎[ぎゅうどんたろう]

牛丼太郎(ぎゅうどんたろう)は、日本にかつて存在した、牛丼をメイン商品とする外食チェーンストア株式会社深澤埼玉県和光市)が経営していた。
2012年8月11日東京23区内に残存していた全ての店舗が牛丼太郎としての営業を終了。その内2店舗は翌8月12日以降、外看板の「牛」の文字を隠し、株式会社丸光が経営する「丼太郎」(どんぶりたろう)に変更して営業を続行。そのうち1店舗は2015年3月31日に閉店し、2015年現在営業しているのは1店舗のみとなっている。
牛丼太郎を経営していた深澤は、2013年9月6日さいたま地方裁判所より破産開始の決定を受けた〔〔。
== 概要 ==
牛丼太郎を経営する深澤は1983年7月に東京都中野区で設立〔〔。1997年当時は本社を練馬区に置いていた〔 - G-Searchにて2015年5月27日閲覧。〕。元々低価格路線を採り〔、小規模チェーンながら安価妥当な食品・サービスを提供しており、1999年12月期には売上高5億6000万円を計上していた〔。当初は牛丼とそれに関連する定食、および当時は朝時間帯のみ納豆丼を扱っていたが、BSE問題の時期からカレーライスをはじめとしてメニューが増えた。1997年当時の日本食糧新聞社の記事によれば、「10数年前から他店舗化を推進しているが、西武新宿線JR中央線沿線に8店舗の出店で留まっている」「店舗あたりの月商は推計200万円」と報じられていた〔。
しかし、すき家吉野家松屋等の大手チェーン店との競争激化に伴って販売の伸び悩みが続いた上、価格の切り下げを余儀なくされるなど苦戦を強いられており〔、BSE問題の影響〔もあって2008年12月期には売上高1億6500万円〔、2011年12月期には1億5000万円〔まで下落。業績回復の目処が立たないことから2012年8月には店舗の営業を停止し、債務整理に着手していた〔。2013年9月6日にはさいたま地方裁判所より破産手続き開始の決定を受けた〔〔。
かつて公式サイトが存在せず、一部を除き各店舗の電話番号タウンページに掲載されていないなど公式な情報宣伝をしない営業姿勢だった。2010年6月11日より公式ウェブサイト・公式モバイルサイトを開設し、ウェブによる広報求人活動を開始したが、2012年4月1日以降、公式ウェブサイトがアクセス不可となり、さらに同年7月以降複数の店舗が閉店。同年8月11日、東京23区内に残存していた全ての店舗が牛丼太郎としての営業を終了した。
破産管財人に取材した東京スポーツの記事によれば、2012年8月に牛丼太郎としての営業を停止する前に、当時残存していた5店舗のうち代々木店と茗荷谷店の2店舗を従業員が設立した別会社に譲渡したとしている。しかし、事業の譲渡が行われた経緯を示す書類が残っておらず、丼太郎として現存する2店舗が現在も深澤の財産であるのか正式に譲渡されたのかもはっきりしていないとしている〔。
茗荷谷店従業員に取材したハーバービジネスオンラインの記事によれば、運営会社の倒産と同時に有志3名と株式会社丸光を設立、当初は茗荷谷店のみ運営を引き継ぐ予定であったが、思いのほか牛丼太郎で働きたい者が多かったことから、賃貸契約が切れるまで代々木店も運営を続けることになったという〔。「丼太郎」という店名については、なるべく予算をかけずに看板を変えようとした結果であるほか、牛丼太郎の面影を残すことにより懐かしく思って足を運んでくれる客を期待する部分もあるとしている〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「牛丼太郎」の詳細全文を読む




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