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橘 休蔭(たちばな の よしかげ/やすかげ/おおかげ、生没年不詳)は、平安時代初期から前期にかけての貴族。系譜は明らかでないが、贈太政大臣・橘奈良麻呂の曾孫で、神祇伯・橘氏人の子と想定される〔宝賀91 〕。娘に清和天皇更衣がいる〔『日本三代実録』貞観15年4月21日条〕。官位は正五位下・治部大輔。 == 経歴 == 嘉祥3年(850年)文徳天皇の即位に伴い従五位下に叙爵。斉衡3年(856年)左兵庫頭に任ぜられる。 文徳朝末の天安元年(857年)侍従に任ぜられると、文徳天皇の崩御を挟んで一時侍従を辞任するが、清和朝に入った天安2年(859年)に再び侍従に任ぜられ、貞観9年(867年)に相摸權介として地方官に転じるまでこれを務める。貞観11年(869年)従五位上。 清和朝末に治部大輔として京官に復すると、陽成朝から光孝朝にかけてこれを務め、この間の元慶7年(883年)正五位下に昇叙される。仁和3年(887年)越中守に任ぜられ、再び地方官に転じた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「橘休蔭」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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