翻訳と辞書
Words near each other
・ 孟光
・ 孟克巴特爾
・ 孟冬
・ 孟哥帖木児
・ 孟嘗君
・ 孟坦
・ 孟垬
・ 孟夏
・ 孟女
・ 孟姜女
孟威
・ 孟子
・ 孟子 (書物)
・ 孟学農
・ 孟宗
・ 孟宗竹
・ 孟宗筍
・ 孟山
・ 孟山郡
・ 孟州


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

孟威 : ウィキペディア日本語版
孟威[もう い]
孟威(もう い、生年不詳 - 536年)は、北魏から東魏にかけての人物。は能重。本貫河南郡洛陽県
== 経歴 ==
北方の地理風俗に通じた。東宮齋帥・羽林監を歴任した。高車の窮奇が嚈噠に殺され、その子の弥俄突が捕らえられると、高車の民は離散して北魏や柔然を頼った。孟威は孝文帝の命を受けて高車の民を呼び集め、高平鎮を置いて住まわせた。孟威は北方人の言語ができるため、著作に入り、北方の情報を集めた。508年永平元年)、鎮遠将軍・前軍将軍・左右直長となり、龍驤将軍の位を加えられた。高昌の田地郡太守の麴孝亮が北魏への亡命を求めてくると、孟威は涼州の兵3000人を率いて迎えに出て、伊吾まで進んだが、時機を失して麴孝亮が翻心したため空しく帰投した。510年永平3年)、高昌の麴嘉が北魏に朝貢してくると、孟威は返使として高昌に赴いた。帰国すると、城門校尉・直閤将軍・沃野鎮将に転じた。520年正光元年)、柔然の阿那瓌が北魏に亡命してくると、前郢州刺史陸希道が主使となり、孟威は散騎常侍を兼ねて副使となって、阿那瓌を迎えた。521年(正光2年)、阿那瓌が帰国すると、孟威は平北将軍・光禄大夫の位を受け、仮の員外常侍となって、主使として阿那瓌を本国に送った。撫軍将軍の位を加えられた。普泰年間、大鴻臚卿に任じられた。まもなく驃騎大将軍・左光禄大夫の位を加えられた。536年天平3年)、死去した。使持節・侍中・驃騎大将軍・都督冀瀛滄三州諸軍事・司空公冀州刺史の位を追贈された。
子の孟恂が跡を嗣いだ。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「孟威」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.