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多治比 国人（たじひ の くにひと、生没年不詳）は、奈良時代の貴族。中納言・多治比縣守の子。官位は従四位下・遠江守。 == 経歴 == 天平8年（736年）従五位下に叙爵し、天平10年（738年）民部少輔に任ぜられる。天平18年（746年）正五位下、天平勝宝元年（749年）正五位上、天平勝宝3年（751年）従四位下と、聖武朝末から孝謙朝の初頭にかけての橘諸兄政権下にて順調に昇進し、この間大宰少弐・右大弁などを務めている。 天平宝字元年（757年）橘奈良麻呂の乱が発生した際には遠江守を務めていたが、策謀が露見した後に平城京に召喚されて尋問を受け、結局伊豆国への流罪となった〔『続日本紀』天平宝字元年7月4日条〕。 歌人として『万葉集』に和歌作品4首（長歌1首と短歌3首）が採録されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「多治比国人」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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