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坂口香津美 : ミニ英和和英辞書
坂口香津美[さかぐち かつみ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [さか]
 【名詞】 1. slope 2. hill 
: [くち]
 【名詞】 1. mouth 2. orifice 3. opening 
: [び]
  1. (n,n-suf) beauty 

坂口香津美 : ウィキペディア日本語版
坂口香津美[さかぐち かつみ]
坂口 香津美(さかぐち かつみ)は、日本映画監督鹿児島県種子島出身。
==来歴==
鹿児島市立玉龍高等学校から、早稲田大学社会科学部に進学、のち中退。大学中退後は様々な職業を遍歴、1985年からテレビのフリーのディレクターとしてドキュメンタリー番組等の企画演出を行う。若者や家族をテーマに、これまでに200本以上のテレビドキュメンタリー番組を制作している。2000年、プロデューサーの落合篤子と映像製作会社スーパーサウルスを設立(以降、全作品を共同制作)。
2000年、最愛の妹を喪い、閉ざされた世界に生きるひきこもりの青年の自立への芽生えを描いた『青の塔』で映画監督デビュー。2003年、加害少年の罪との出会いを見つめた『カタルシス』を監督。音楽は池辺晋一郎。ヴァイオリンを弾く少女役で出演し、音楽も演奏した神尾真由子(当時16歳)はその後、2007年6月、第13回チャイコフスキー国際コンクールヴァイオリン部門で優勝。『青の塔』『カタルシス』ともに日本とドイツで劇場公開された。
8年間のブランクを経て、2011年1月、3作目の劇映画『ネムリユスリカ』を監督(撮影も)、性犯罪により生まれた少女と、その家族の絶望と再生を描く。「恐ろしいほどダークな作風の傑作。驚くほど破壊的で残酷なストーリーだが、同時に見事なまでに完成されていて、不穏に心を掻き乱す、観る価値のある問題作である」 (Screen International) 「病的なまでに美しい映画だ。独自のアプローチ方法を模索している映画作家たちにとって本作は、優れた手本となり得るだろう」(ロッテルダム国際映画祭)など海外メディアや海外映画祭から絶賛された。ロッテルダム国際映画祭、シカゴ国際映画祭、レインダンス映画祭正式招待。2011年11月渋谷のシアターイメージフォーラム、2012年2月、大阪のシネ・ヌーヴォにて公開(配給:ゴー・シネマ)、2012年8月DVD発売(発売:オンリー・ハーツ)。
2012年2月、国際交流基金ロンドン日本文化センター企画「国際交流基金巡回映画上映会 (The Japan Foundation Touring Film Programme) 」にて『ネムリユスリカ』 (Sleep) 上映。
「シネマオリジナル脚本を使った現代日本の映画」(“Whose Film Is It Anyway?  Contemporary Japanese Auteurs”)がテーマ。
英国5都市にて上映。Institute of Contemporary Arts(ICA) (ロンドン)、Showroom Workstation(シェフィールド)、Glasgow Film Theatre(グラスゴー)、Queen’s Film Theatre(ベルファースト)、Watershed(ブリストル)。
2012年2月14日、BBC World "The Strand" 出演。
2009年2月から2011年2月、初のドキュメンタリー映画『夏の祈り(Atomic Bomb Home)』を監督・撮影。語り:寺島しのぶ、ピアノ:小林愛実、フルート:新村理々愛。原爆投下から65年後の被爆地・長崎の絶望、再生、祈りを過去と現在を交錯させて描く映像詩を完成。2012年8月から長崎セントラル、渋谷アップリンク、横浜ニューテアトル、盛岡ルミエール、長野・松竹相生座ロキシー、名古屋・伏見ミリオン座、大阪シネ・ヌーヴォ、鹿児島ガーデンズズシネマにて公開(配給ゴー・シネマ)。2013年ウラニウム国際映画祭正式招待、リオ・デジャネイロ現代美術館にて上映。2014年7月DVD発売(紀伊國屋書店)。
2014年、ドキュメンタリー映画『抱擁』を監督・撮影。長女と夫を喪った高齢女性(坂口監督の母親)の心の再生と希望への旅路を描く作品。2014年10月、第27回東京国際映画祭・日本映画スプラッシュ部門公式出品(ワールドプレミア)。2015年4月14日 日本外国特派員協会(有楽町)にて、映画『抱擁』上映会および記者会見が行われた。(登壇:坂口香津美監督、落合篤子プロデューサー、司会:キャレン・セバンズ(日本外国特派員協会フィルム・キュレーション・ディレクター)、通訳:今井美穂子)
2015年4月、シアター・イメージ・フォーラム(東京・渋谷)にてロードショー。以降、6月シネ・ヌーヴォ(大阪)、7月ガーデンズシネマ(鹿児島)、7月名古屋シネマテーク(愛知)10月神戸アートヴィレッジセンター(神戸)にて公開。
2015年9月、津波で家族を失った幼い姉妹の7日間の物語を描く、劇映画『シロナガスクジラに捧げるバレエ』(サイレント映画、音楽・海野幹雄、新垣隆)がユーロスペース(東京・渋谷)にて公開。
2015年10月、「抱擁」にて平成27年度文化庁映画賞(文化記録映画部門文化記録映画優秀賞)受賞。
2015年11月-12月、「文化庁映画賞受賞記念 坂口香津美監督特集」としてポレポレ東中野(東京)にて、「抱擁」「シロナガスクジラに捧げるバレエ」が公開。
2015年12月、種子島にて「抱擁」上映会。12月20日(種子島こりーな)、21日(南種子町福祉センター大ホール)


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「坂口香津美」の詳細全文を読む




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