翻訳と辞書
Words near each other
・ 中根長十郎
・ 中根隼人
・ 中根雄翔
・ 中根雪江
・ 中根靭負
・ 中根靱負
・ 中根香亭
・ 中根駅
・ 中根駒十郎
・ 中根鳳次郎
中根龍太郎
・ 中根龍太郎プロダクション
・ 中根龍太郎喜劇プロダクション
・ 中桐伸五
・ 中桐康介
・ 中桐望
・ 中桐雅夫
・ 中條
・ 中條かな子
・ 中條サエ子


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

中根龍太郎 : ミニ英和和英辞書
中根龍太郎[-]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [なか]
 【名詞】 1. inside 2. middle 3. among 
: [こん, ね]
 【名詞】 1. root 
: [りゅう]
  1. (oK) (n) (1) dragon 2. (2) promoted rook (shogi)

中根龍太郎 : ウィキペディア日本語版
中根龍太郎[-]

中根 龍太郎(-竜太郎、なかね りゅうたろう、1901年12月26日 - 1944年8月30日〔『芸能人物事典 明治大正昭和』、日外アソシエーツ、1998年、「中根龍太郎」の項。〕)は、日本の俳優コメディアン映画監督である。本名は山口 龍太郎(やまぐち りゅうたろう)である〔。
== 人物・来歴 ==
1901年(明治34年)12月26日京都府京都市上京区御池栄町に「山口龍太郎」として生まれる〔。
東京に出て、満14歳のときに1916年(大正5年)、ジョヴァンニ・ヴィットーリオ・ローシーらの「オペラコミック」一座に入門、原信子が1918年(大正7年)に設立した「原信子歌劇団」、石井漠の「石井漠舞踊団」を経て、浅草オペラの舞台を経験した〔。
関東大震災後、京都に戻り、1924年(大正13年)、牧野省三マキノ映画製作所に入社、等持院撮影所で金森万象監督の『超現代人』に出演して映画界にデビューした〔#外部リンク、「中根龍太郎」、日本映画データベース、2009年11月12日閲覧。〕。同年、二川文太郎監督の『恋の猟人』で、映画出演4作目にして主演作を勝ち取った〔。同社は同年、東亜キネマと合併するが、そのままマキノが独立・分離するまで在籍した。翌1925年(大正14年)、マキノ・プロダクションが設立されると同社に移籍した。中根は現代劇にも剣戟映画にも出演、主演した。1926年(大正15年)、自らが主演した『お止めなさいよ人の噂は』を監督して、映画監督としてデビューした〔。1927年(昭和2年)、女優の泉春子と結婚した〔『芸能人物事典 明治大正昭和』、日外アソシエーツ、1998年、「泉春子」の項。〕。
1928年(昭和3年)、牧野省三が監督した大作『忠魂義烈 実録忠臣蔵』に出演、松野河内守役と与太九呂役の二役を演じた後、押本七之助監督の『伊達男』に主演した後に、独立して、中根龍太郎喜劇プロダクションを設立した。
プロダクション解散後、中根は、プロダクションに参加した有馬茂明(のちの有馬是馬)、結城三重吉(にとの小崎政房)、千葉三郎(のちの大乗寺八郎)とともに妻の春子の実家の協力を得て、佐賀県唐津町(現在の唐津市)で浪花節芝居をしていたが、同年11月には郎党ともども松竹下加茂撮影所に迎えられた〔『日本映画俳優全集・男優編』、キネマ旬報社、1979年、p.30(「有馬是馬」、執筆奥田久司)。〕。同プロダクションで映画に出演した榎本健は浅草公園六区に戻り、榎本健一と名乗って「カジノ・フォーリー」を立ち上げている。中根の下加茂入社第1作は、阪東寿之助主演、友成用三監督の『とかげ』で、翌1929年、入社4作目でやっと監督・主演作『提灯』を得た〔。同年、日活から伊藤大輔が招かれて監督した傾向映画の大作『斬人斬馬剣』に出演したのを最後に、牧野省三がすでに没した後のマキノ・プロダクションに戻った〔。
牧野省三の長男・マキノ正博(のちのマキノ雅弘)が跡を継いだマキノでは、入社第1作は、かつて初主演作を撮った二川文太郎が監督した『刀を抜いて』、主演であった〔。1931年(昭和6年)には同社は解散することになり、水上譲太郎監督の『落第坊主』を最後にフリーランスの道を選んだ〔。1933年(昭和8年)には、東京のP.C.L.映画製作所(のちの東宝映画の前身の一社、現在の東宝の前身の一社)で、木村荘十二監督のトーキー音楽喜劇 ほろよひ人生』に出演した〔。
1944年(昭和19年)8月30日、死去した〔。満42歳没。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「中根龍太郎」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.