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三十二番職人歌合 : ミニ英和和英辞書
三十二番職人歌合[さんじゅうにばんしょくにんうたあわせ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [み]
  1. (num) three 
三十 : [さんじゅう]
  1. (num) thirty 
: [とお]
  1. (num) 10 2. ten 
十二 : [じゅうに]
 【名詞】 1. 12 2. twelve 
: [に]
  1. (num) two 
二番 : [にばん]
 【名詞】 1. second 2. number two 3. runner-up 
: [ばん]
 【名詞】 1. (1) watch 2. guard 3. lookout 4. (2) bout, match (sumo) 5. (3) (one's) turn
: [しょしき, しょく]
  1. (n,n-suf) employment 
職人 : [しょくにん]
 【名詞】 1. worker 2. mechanic 3. artisan 4. craftsman 
: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1
: [うた]
 【名詞】 1. song 2. poetry 
歌合 : [うたあわせ]
 【名詞】 1. poetry contest 
: [ごう]
 【名詞】 1. go (approx. 0.18l or 0.33m) 

三十二番職人歌合 : ウィキペディア日本語版
三十二番職人歌合[さんじゅうにばんしょくにんうたあわせ]

三十二番職人歌合』(さんじゅうにばんしょくにんうたあわせ)は、日本の中世(12世紀 - 16世紀)期に編纂された4種5作の職人歌合の一つである〔、2012年8月24日閲覧。〕。「三十六歌仙」をテーマに13世紀につくられた歌合三十六歌仙絵巻』の描法・構図を踏襲して、15世紀末(1494年)、当時台頭し始めた「職人」をテーマに、32の職種をピックアップして構成された〔〔、2012年8月24日閲覧。〕。形態は絵巻物〔。
== 略歴・概要 ==
1214年(建保2年)につくられた『東北院職人歌合』(曼殊院旧蔵本10種、群書類従本24種)、1261年(文応2年、弘長元年)につくられた『鶴岡放生会職人歌合』(24職種)に次ぐ3つめの職人歌合である〔〔。1494年(明応3年2月)、後土御門天皇(1442年 - 1500年)の生母で後花園天皇の准后、嘉楽門院信子(大炊御門信子、1411年 - 1488年)の七回忌を契機に作成されたとされる〔。「いやしき身なる者」が歌を番えるという形式をもつ〔小山田ほか、p.142.〕。「いやしき身なる者」とは、絵解や猿牽(猿飼)、鉦叩胸叩といった門付大道芸を行う芸能者、桂の女(桂女)や樒売菜売といった行商人がそれであり、これらの職能は、経済流通・交通の変化・発展や、芸能の発展、民間仏教の布教といった時代背景をもって出現したものである〔。
歌数64首、職種32種、「花」「述懐」を題とした狂歌的な和歌による各16番合計32番の歌合として構成されている〔。略画の描写も動的であり、3世紀近く先行する2つの職人歌合に比較すると、独自な発展がみられる〔。歌合には「判者」が欠かせないが、これを本作では「勧進聖」としている〔。
1793年(寛政5年) - 1819年(文政2年)に編纂された『群書類従』に取り上げられた(1207番)。1778年(安永7年)の模本等が現存する。国立国会図書館所蔵の『群書類従 502』では、テキストのみで略画が省略されている〔群書類従 国立国会図書館、2012年8月24日閲覧。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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