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モダン日本 : ミニ英和和英辞書
モダン日本[もだんにっぽん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [にち, ひ]
  1. (n-adv,n-t) sun 2. sunshine 3. day 
日本 : [にっぽん, にほん]
 【名詞】 1. Japan 
: [ほん, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 

モダン日本 : ウィキペディア日本語版
モダン日本[もだんにっぽん]

モダン日本(もだんにっぽん)は、昭和初期の娯楽雑誌。1930年に菊池寛によって文藝春秋社から創刊され、1932年にモダン日本社として独立、戦時中は『新太陽』に改名、戦後は新太陽社から復刊するが、1950年に『別冊モダン日本』として再生、1951年に廃刊。昭和モダニズムを標榜する誌面で、戦後は吉行淳之介が編集者を務めた。
==創刊・戦前==
それまで『文藝春秋』『オール讀物』を発行していた菊池寛が、1930年10月に創刊。創刊号巻頭で菊池は「現代日本」の生活、実際科学、娯楽、趣味を中心とした興味本位の雑誌という趣旨とした。誌名は当初「モダン・ライフ」が考えられており、創刊号には久米正雄「外出着のモダン・ライフ」も寄稿された。表紙絵は東郷青児、記事はエロ・グロ・ナンセンスが基調で、女性の恋愛に関する読み物や外国女優のグラビア、浜尾四郎による海外の猟奇事件を紹介する読み物、中村正常辰野九紫徳川夢声の読み物などが掲載、谷譲次丸木砂土などの連載小説があった。また大学野球に力を入れた。
創刊号が話題になったもののその後は伸び悩み、1931年に『オール讀物』などにいた馬海松が参加し、130ページで定価40銭だったのを9月号から80ページ定価10銭として誌面も刷新。続いて翌年2月号から発売元は文藝春秋社のまま、編集部を馬が社長となったモダン日本社として独立し〔この当時の経緯は、猪瀬直樹こころの王国 菊池寛と文藝春秋の誕生』(文藝春秋 2008年)に詳しく描かれている。〕、時勢、政治なども扱うようになる。川端康成の連載「浅草の九官鳥」「水上心中」、吉川英治「狐雨」、舟橋聖一「泡雪峠」、「牧野信一大佛次郎などの随筆、コントを掲載。戦時中は『新太陽』に改名し、6万部を発行していた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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