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マシーネンクリーガー : ミニ英和和英辞書
マシーネンクリーガー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

マシーネンクリーガー : ウィキペディア日本語版
マシーネンクリーガー[ちょうおん]
マシーネンクリーガー』(Maschinen Krieger ZbV3000:マシーネンクリーガー ゼットビーブイ さんぜん)は、SFイラストレーターの横山宏による雑誌の連載企画。及びその登場メカのプラモデル。略して『Ma.K.』と表記されることが多い。元々のシリーズ名は『S.F.3.D ORIGINAL』であったが、後述する事情でその名称を一時使えなくなったため、新たにマシーネンクリーガーの名称が与えられたものである。
==概要==
核戦争の荒廃から復旧した29世紀の地球を舞台に、その覇権を争う地球独立政府傭兵軍シュトラール共和国軍との戦いを描いている。
横山の製作したモデルに対して、『S.F.3.D』当時の担当編集者で現在は月刊模型雑誌モデルグラフィックス』の制作会社であるアートボックス代表の市村弘が細かい設定やストーリーを後付けする形で展開されている。さらに熱心なファンの活動により支えられている。
始まりは、模型雑誌『月刊ホビージャパン』の企画、「素晴らしき駄物キット」という単発記事の一部として製作された、『ニューミクロマン』のパワードスーツ改造作例『S.F.3.D ORIGINAL』である。ポリパテとプラ板で修正されたスタイリングは元の玩具形状を活かしながらも正に人間が入っているかのような印象を与えた(実際内部にミクロマンを入れて可動可能にした)。A.F.S Mk.Iの頭部は元のミクロマン、パワードスーツそのままである。右手のレーザー砲口にタミヤ1/20レーシングチームセット付属の一眼レフカメラを用いるなど、あちこちにスケールモデルのパーツを流用していた。また腰部の装甲はピンポン球からの切り出しである。なお強化服のデザインコンセプトや戦場のビジュアルイメージ、後の連載に登場する無人兵器類は、この少し前に週刊ヤングマガジンの増刊号に掲載された大友克洋の漫画「武器よさらば」の明らかな影響が感じられる(製作者側もこれを認めている)。
こうしたスクラッチの技法はホビージャパン誌上で反響を呼び、何回かの企画の後に同誌上で1982年5月から1985年12月まで、単発記事であった『S.F.3.D ORIGINAL』の題のまま連載された。これは架空未来戦記のフォトストーリー風に仕立てられており、原作は先述の通り担当編集者の市村弘(モデラー梅本弘)であった。ミリタリー調で展開されたストーリーで、それに合わせた横山のイラスト、作例が掲載され、1983年に「HOBBY JAPAN別冊 S.F.3.Dオリジナル」として別冊も発売されている。
その後日東科学(現 日東科学教材株式会社)によりインジェクションキットとして模型化された。A.F.Sなどほとんどのアイテムを1/20スケールで立体化(大型戦車であるナッツロッカーのみ1/76)し、精密なキットで原作者による徹底監修が行われた。日本のキットにしては珍しいシュリンクパックがされており、英語のみでデザインされた輸入品キットのようなパッケージが斬新だった。
「S.F.3.D」初期のエディトリアルデザインや模型制作にはデザイナーの今井邦孝が、撮影用プロップ製作には渡辺誠(現MAX渡辺)が参加している。また後期には小林誠揚田幸夫(現あげたゆきお)もモデル製作に加わっている。「Ma.K.」復活後は、かつて「S.F.3.D」に影響を受けた多くの若手モデラーが参加して横山の指示監修の元にモデルを製作するケースが多い。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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