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ダンツフレーム : ミニ英和和英辞書
ダンツフレーム[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ダンツフレーム : ウィキペディア日本語版
ダンツフレーム[ちょうおん]

ダンツフレームとは、日本競走馬である。おもな勝ち鞍は2002年宝塚記念 (GI)、2001年アーリントンカップ (GIII)、2003年新潟大賞典 (GIII)。
== 戦績 ==
2000年6月10日に同年最初の3歳(現2歳)新馬戦でデビュー。2戦目で初勝利を挙げる。
2001年のアーリントンカップで重賞初制覇を果たし、クラシック戦線に名乗りをあげる。アグネスタキオンジャングルポケットの2強対決との前評判だった皐月賞は、その2頭に割って入る2着。続く東京優駿(日本ダービー)でも2着と、春の二冠はいずれもあと一歩で勝ちきれなかったものの、デビュー以来8戦連続連対(2着以内)と安定感は抜群で、世代トップクラスの1頭であることをアピールした。しかしその後は掲示板(5着以内)止まりのレースが続く。秋初戦の神戸新聞杯4着、三冠最終戦の菊花賞武豊を背に挑んだが、超スローペースの中、先頭のマイネルデスポットから20馬身以上後ろを追走するも届かずに終わり5着。その後、短距離路線に矛先を変え出走したマイルチャンピオンシップも5着だった。
2002年京王杯スプリングカップ(4着)から始動し、安田記念アドマイヤコジーンにクビ差の2着した後、宝塚記念に出走。マンハッタンカフェ、ジャングルポケット、ナリタトップロードなどの有力馬が軒並み回避し、春のグランプリ競走としては寂しいメンバー構成〔G1馬の出走はエアシャカール1頭のみであり、しかも2000年の菊花賞から1年半以上勝利がないままであった。〕になった中、GI2着3回の実績や優勝馬に首差まで迫った前走の内容が買われ、堂々の1番人気に支持される。それに応え、レースでは直線猛追するツルマルボーイとの競り合いを制し、1年4ヶ月振りの勝利を悲願のGI初制覇で飾った。しかし、激戦が続いた春の反動か、秋季GIでは天皇賞(秋)14着、マイルチャンピオンシップ17着と大敗が続く。
2003年も現役を続行。新潟大賞典では格の違い〔出走16頭中G1馬は自身のみであった。余談だが、このレースには後にJRA史上初の10歳での重賞制覇を果たすことになる同年齢のアサカディフィートが、自身2度目の重賞出走を果たしたが、3位入線も7着に降着となった。〕を見せ快勝するも、GIの各結果は天皇賞(春)5着、安田記念5着、宝塚記念7着と前年の勢いは見られなかった。宝塚記念の後は復活を目指し調整が続けられていたが、秋シーズンを前にした9月屈腱炎を発症、競走馬としての復帰は不可能と診断され、引退の運びとなった。
引退後は種牡馬入りの見通しが立たず、2004年の種付けシーズンは交配のないまま過ごす。そして現役登録抹消から1年が経った同年9月に、荒尾競馬場での復帰が決定。引退したGI馬が地方競馬で現役復帰という異例のケースであり、物議を醸した。10月20日に復帰後初戦となるかんなづき特別に出走し2着の後、予定していた通り浦和競馬場に移籍する〔南関東競馬では長期間休養していた馬の転入を認めておらず、移籍のためには他地区での出走が必要だったため、このような手順を踏んだ。〕。その後の成績は浦和記念9着、東京大賞典14着、川崎記念11着と全く振るわず、2005年6月に2度目の引退が決まり、競走生活にピリオドを打った。
結局種牡馬入りは叶わず、栃木県那須塩原市地方競馬教養センターで乗馬として余生を過ごすこととなった。しかし、同施設への移動から約2ヵ月後の8月28日肺炎により、7歳で死亡。人間に換算すると25歳の若さだった。
種牡馬になれなかった背景は母系が生産者間で評価されなかったことであり、ダンツフレームにとっては悲劇であった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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