翻訳と辞書
Words near each other
・ キールボーン
・ キールローレンツ
・ キールン
・ キール・オーディトリアム
・ キール・カーディナル
・ キール・ロワイヤル
・ キール・ローレンツ
・ キール大学
・ キール大学 (イギリス)
・ キール星人
キール条約
・ キール湾
・ キール運河
・ キール=ホルテナウ・ヘリポート
・ キーレススタート
・ キーレススタートシステム
・ キーレン
・ キーレン・パーキンス
・ キーレン・ファロン
・ キーレーン


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

キール条約 : ミニ英和和英辞書
キール条約[きーるじょうやく]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
条約 : [じょうやく]
 【名詞】 1. treaty 2. pact 
: [やく]
  1. (adv,n) approximately 2. about 3. some 

キール条約 : ウィキペディア日本語版
キール条約[きーるじょうやく]

キール条約(キールじょうやく、Treaty of Kiel)は、1814年1月14日スウェーデン王国デンマーク=ノルウェー連合王国の間で締結された国際条約。スウェーデンとノルウェー同君連合が成立する契機となった。なお、キールバルト海に面したドイツ北部の軍港であるが、当時はデンマーク王がキールを首府とするホルシュタイン公爵を兼務していた。
1807年からナポレオン戦争にフランス側として参戦していたデンマークは、1813年にスウェーデン軍によるユトランド半島侵攻を許し、その結果としてこの条約が結ばれることとなった。これによりデンマークはノルウェーをスウェーデンに割譲し、プロイセン王国が代償としてバルト海南岸にある(旧ポメラニア公国)を領有することとなった()。ただノルウェー領であったアイスランドグリーンランドフェロー諸島は、デンマークの領有として残された。
しかし、この条約は実際には履行されず、ポンメルンはプロイセン王国が併合した。また、この条約締結の知らせを受けたノルウェー副王クリスチャン・フレデリック(後のデンマーク王クリスチャン8世)が反乱を起こした。ノルウェーは1814年5月17日独立を宣言し、クリスチャン・フレデリックが国王に選出された。しかしスウェーデンはノルウェー独立を認めず、王太子カール・ヨハンが軍を率いてノルウェー軍を屈服させた()。クリスチャン・フレデリックは王位を捨てて出国し、8月にモス条約が締結されて、ノルウェー王にはスウェーデンのカール13世が即位した。これ以降1905年までスウェーデンとノルウェーは同君連合となった(スウェーデン=ノルウェー)。この条項は、ウィーン議定書ウィーン会議)にも載せられ、ナポレオン戦争後のウィーン体制として帰結した。
== 外部リンク ==
; 条約全文
* フランス語正文、スウェーデン語訳文







抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「キール条約」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.