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キーレススタートシステム : ミニ英和和英辞書
キーレススタートシステム[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

キーレススタートシステム ( リダイレクト:スマートエントリー ) : ウィキペディア日本語版
スマートエントリー[ちょうおん]
スマートエントリーとは、機械的なを使用せずに車両のドア・トランクの施錠・開錠、エンジンの始動が可能な自動車の機能のことである。
== 概要 ==
スマートエントリーはキーレスエントリーを進化させたものであり、キーレスエントリーはキーのボタンを押さないと解錠・施錠はできないが、スマートエントリーは、ポケットやカバンに入れておいても、車両に近づく、あるいはドアノブに触れるだけでドアが解錠し、鍵穴にキーを指すことなくスマートエントリー搭載車にはたいてい装備されているエンジンスタートボタンを押すことでエンジンがかかる仕組みである〔キーレスエントリー 【きー・れす・えんとりー】自動車なんでも用語集 カーセンサーネット 〕。
1993年にシボレー・コルベットに採用されたパッシブ・キーレスエントリー・システム(Passive Keyless Entry System)や1998年にメルセデス・ベンツ・Sクラスに採用された「キーレス・ゴー」などを筆頭に2000年代中頃から高級車を中心に採用され始め、2012年現在、高級車から軽自動車まで、車種により標準装備、またはオプションで装着可能になりつつある。運転者の持つ携帯機(鍵)と自動車に搭載されているECU(Electronic Control Unit)やBCM(Body Control Module)との間で通信を行い、通信が成立すればドアの施錠/開錠を行う。通信が成立した合図として、ドアの施錠・開錠した際にハザードやルームランプを点滅させること(これをアンサーバックもしくはウェルカムランプという)や、メーカーによっては電子音(ピー音)でドライバーに通知する。エンジン、ハイブリッドシステム、EVシステムの始動も機械的な鍵なしで可能であるが、イモビライザーやステアリングロックなどの盗難防止機能がついていることが多いため、エンジン動作に関しては多重にセキュリティがかけられている。
スマートエントリーは、ドライバーが車から離れるとは自動的に施錠されるが、携帯機を車内に置いたまま車外からドアを閉めると、施錠されずに警報音がなるなどの対策が各車両にとられている〔キー閉じ込み防止機能 〕。しかし、この対策も携帯機と通信が成立しない限り動作させることができないため、完璧ではない。車内とはいえ、どうしても電波の届かない空間が存在するため、ドライバーは常に携帯機を携帯し、車内に放置しない心がけが必要とされる。またそのことは各自動車のマニュアルにも明記されている。便利な反面、従来の機械式のキーでは起こらなかった問題も発生している。特に盲点となるのが、携帯機に触れなくてもエンジン始動、そして走行が可能なため、携帯機(キー)の存在が薄れること。例えば車に乗り込んだ際に携帯機がポケットから滑り出してシート脇や下に落ちたとする。しかしドライバーはポケットに入っていると思い込んでおり、目的地に到着してエンジン停止後降車しようとすると警報音が鳴り響き、それから携帯機を探さなくてはならない。さらに1つの携帯機を夫婦2人で共用している場合など、他方が途中で携帯機を持ったまま(カバンやポケットに入れたまま)降車してしまった場合、エンジンはかかっているが携帯機が手元にないという状態に陥ることがある。この場合ボタンを2回押さないとエンジンが停止しないような保護機能もあるが、マニュアル車でエンストした場合などはこの限りではないし、そのまま遠出をした場合など到着地で携帯機がないという状況になってしまう。
携帯機の形は大抵、コンパクトなリモコン状のものだがクラウン(12代目: S180系 2005年以降)やエスティマ(3代目 2006年以降)などの一部車種ではリモコン・センサー機能を統合させた腕時計式になっているものもある(トヨタではこれを「キーインテグレーテッドウォッチ」と呼ぶ)。
なお、スマートエントリーとはトヨタ自動車の商品名であり、各メーカーにより名称は異なる。ただし、一般的に同機能が話題に上がる際、総称として「スマートエントリー」「インテリジェントキー」という言葉が使われることが多い(商標の普通名称化)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スマートエントリー」の詳細全文を読む




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