翻訳と辞書
Words near each other
・ 鳥取童謡おもちゃ館・わらべ館
・ 鳥取簡易裁判所
・ 鳥取緑風高校
・ 鳥取緑風高等学校
・ 鳥取缶詰
・ 鳥取聾学校
・ 鳥取自動車
・ 鳥取自動車道
・ 鳥取花回廊
・ 鳥取藩
鳥取藩主池田家墓所
・ 鳥取藩台場跡
・ 鳥取西インターチェンジ
・ 鳥取西道路
・ 鳥取西部地震
・ 鳥取西部消防局
・ 鳥取西部農業協同組合
・ 鳥取西高
・ 鳥取西高校
・ 鳥取西高等学校


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

鳥取藩主池田家墓所 : ミニ英和和英辞書
鳥取藩主池田家墓所[とっとりはんしゅいけだけぼしょ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [とり]
 【名詞】 1. bird 2. fowl 3. poultry 
: [はん]
  1. (n,n-suf) fiefdom 2. domain (precursor to current prefectures) 
藩主 : [はんしゅ]
 【名詞】 1. feudal lord 2. daimyo 
: [ぬし, おも]
 【名詞】 1. owner 2. master 3. lover 4. god 
: [いけ]
 【名詞】 1. pond 
: [た]
 【名詞】 1. rice field 
田家 : [でんか, たい]
 (n) rural cottage
: [いえ, け]
  1. (suf) house 2. family 
: [はか]
 【名詞】 1. gravesite 2. tomb 
墓所 : [ぼしょ]
 (n) graveyard
: [ところ, どころ]
 (suf) place

鳥取藩主池田家墓所 : ウィキペディア日本語版
鳥取藩主池田家墓所[とっとりはんしゅいけだけぼしょ]

鳥取藩主池田家墓所(とっとりはんしゅいけだけぼしょ)は、鳥取県鳥取市国府町奥谷にある鳥取藩池田家一族の墓所。国の史跡に指定されている。
== 概要 ==
元禄6年(1693年)に初代藩主池田光仲が没し、因幡国法美郡奥谷村、因幡国一宮宇倍神社の北隣に被葬されたことに始まる。光仲より11代慶栄までの墓がある。なお、最後の藩主である12代慶徳の墓は多磨霊園にある。また、支藩である鹿奴藩(東館)、若桜藩(西館)藩主の墓も一部ここにある。
墓所の造営と共に管理を行う施設として千岳庵が設けられた。ここは後に清源寺と改められ池田家菩提寺興禅寺の末寺となった。なお、清源寺の寺号は2代藩主綱清の法号でもある。明治初期に廃寺となり、現在は芝生広場となっている。
藩主の墓は亀趺円頭墓碑と呼ばれる。高さは各々約4.6メートルである。亀趺(きふ)とは亀の形をした「趺」すなわち台座のことで、中国では貴族以上の身分に許された墓碑・記念碑の台座である。この台座は諸大名の墓碑としては、ここ鳥取藩主池田家のものが唯一である。ただし、2代藩主綱清の墓碑のみ、時の将軍であった徳川綱吉の「生類憐れみの令」に配慮し亀趺が無い。また、5代重寛の世嗣で夭折した治恕と、11代将軍家斉の十二男で8代斉稷の養嗣子となっていたが夭折した斉衆の墓碑も同様に亀趺円頭墓碑となっている。
光仲の墓碑裏側には漢文で功績が刻まれている。以後の藩主は銅板に功績が刻まれ墓碑の下に埋められている。
光仲が没した際の記録に、衣冠束帯の正装で木製座棺に収められ更に石棺に収められ、木棺と石棺の間に石灰と木炭を詰め込み防腐処理を施して埋葬された、とある。以後の藩主も同様に埋葬されたと考えられている。
各藩主の墓前には廟門・霊廟・回廊が築かれていたが、明治以降老朽化のために撤去され現在はない。
8代斉稷は当初江戸の弘福寺に被葬され遺髪のみが現在地に埋葬されていたが、大正12年(1923年)に起こった関東大震災を機に、昭和5年(1930年)に現在地に改葬された。この時、正室・側室・子など藩主一族の墓も改葬された。現在は藩主墓も含め78基の墓碑がある。鳥取池田家の特徴として正室の墓碑には実家の定紋が刻印されている。また、8代斉稷の養嗣子で夭折した斉衆の墓碑には将軍家の定紋(三葉葵)が刻印されている。
江戸時代の大名家の墓制を知る上で貴重な資料として、昭和56年(1981年10月13日に、国の史跡に指定された。同年に史跡指定された大名墓所としては和歌山県海南市長保寺和歌山藩主徳川家墓所・山口県萩市東光寺萩藩主毛利家墓所・北海道松前町法幢寺松前藩主松前家墓所がある。これらは大名墓所として最初の史跡指定を受けている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「鳥取藩主池田家墓所」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.