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鮒味噌 : ミニ英和和英辞書
鮒味噌[ふなみそ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ふな]
 (n) crucian carp
: [あじ]
  1. (adj-na,n) flavor 2. flavour 3. taste 
味噌 : [みそ]
 【名詞】 1. (1) miso 2. bean paste 3. (2) key (main) point 

鮒味噌 : ウィキペディア日本語版
鮒味噌[ふなみそ]

鮒味噌(ふなみそ)とは、木曽三川とよばれる揖斐川長良川木曽川中流域・下流域の愛知県尾張地方西部や岐阜県美濃地方西南部・三重県木曽岬町桑名市長島町などで作られている、淡水魚フナを利用した郷土料理の一つ。
== 概要 ==
主に愛知県尾張地方や岐阜県美濃地方で獲れるマブナ(ギンブナ)が使用される。最初にはらわたを取り出したフナを丸ごと白焼きし、その後、半日ほど水に浸して戻した大豆(一番良いのは目黒大豆だと云われる)を敷き詰めた鍋の中に並べ(そこに好みでゴボウなどの野菜が加えられることもある)、番茶の煮出し汁(フナの生臭さが気になる場合は、その煮汁に生姜も加えたほうが良い)で3~4時間煮た後、八丁味噌などの豆味噌砂糖(ざらめ)を加え、更に2~3時間ほど煮込んで出来上がる。煮上がったフナは骨まで柔らかくなっており、殊に子持ちの鮒(卵巣の発達した)は喜ばれる。鮒味噌は栄養価にも、保存にも優れたの味覚として知られている。それゆえご飯おかずとして食べる他、以前は冬季の保存食として利用していた。
かつてはこれらの地方のほとんどの家庭で作られ、各家庭独自の味がある郷土料理であったが、フナを入手し、食用とする機会が減ってしまった現在では、作る家庭も少なくなってきている。しかしながら、今なお根強い需要があり、同地方のスーパーマーケットでは、冬季にはごく普通に販売される惣菜である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「鮒味噌」の詳細全文を読む




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