翻訳と辞書
Words near each other
・ 高梨氏館
・ 高梨沙羅
・ 高梨清秀
・ 高梨澄頼
・ 高梨由
・ 高梨秀政
・ 高梨章
・ 高梨聖健
・ 高梨臨
・ 高梨英一
高梨英夫
・ 高梨裕稔
・ 高梨謙吾
・ 高梨豊
・ 高梨雅樹
・ 高梨頼治
・ 高梨頼親
・ 高梨駅
・ 高梨高信
・ 高梨麻衣


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

高梨英夫 : ミニ英和和英辞書
高梨英夫[たかなし ひでお]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [たか]
 【名詞】 1. quantity 2. amount 3. volume 4. number 5. amount of money 
: [なし]
 【名詞】 1. nashi (Japanese pear) 
: [おっと]
 【名詞】 1. (hum) (my) husband 

高梨英夫 : ウィキペディア日本語版
高梨英夫[たかなし ひでお]

高梨 英夫(たかなし ひでお、1942年11月30日 - )は、日本のアマチュア野球選手(内野手、主に一塁手)・指導者である。

長く都市対抗野球の大会通算本塁打記録を保持し、「ミスター社会人」と呼ばれた。

長男は元読売ジャイアンツ選手の高梨芳昌、次男は元ヤクルトスワローズ選手の高梨利洋


==来歴==
千葉県長生郡一宮町出身〔『熱球・北の軌跡 - 社会人野球物語』、206頁。〕。千葉県立大多喜高等学校卒業後、大昭和製紙富士に入社〔。4年目の1964年に大昭和製紙北海道に移籍し、間もなくレギュラーポジションを獲得〔『熱球・北の軌跡 - 社会人野球物語』、207頁。〕。

1966年第37回都市対抗野球大会に、拓銀の補強選手として初出場〔『熱球・北の軌跡 - 社会人野球物語』、208頁。〕。初戦の八幡製鉄戦で、大会初本塁打を放つ〔。富士鉄室蘭の補強選手として出場した翌1967年第38回都市対抗野球大会では、準々決勝で優勝した日本石油に敗れるが、予選から21イニング連続無失点記録を続けていた平松政次(のち大洋)から本塁打を放って一矢を報いた〔。大昭和の選手としては、1969年第40回都市対抗野球大会で初出場〔『熱球・北の軌跡 - 社会人野球物語』、190頁。〕。以後、都市対抗の常連となり、1973年第44回都市対抗野球大会ではベスト8〔『熱球・北の軌跡 - 社会人野球物語』、194 - 195頁。〕。

1974年第45回都市対抗野球大会では、同じ大昭和製紙富士からの移籍組だった村上忠則捕手と我喜屋優外野手、電電北海道からの補強の柳俊之投手、拓銀からの補強の千藤和久投手らとともに投打の中心となり、北海道勢初の優勝を飾る〔『熱球・北の軌跡 - 社会人野球物語』、196 - 199頁。〕〔「大昭和北海道:北の獅子たちの軌跡・全国制覇40年/上 初の快挙に道民熱狂 黒獅子旗を先頭にパレード」毎日新聞北海道版、2014年06月04日〕。この大会で高梨は、初戦の電電東海戦で2本塁打、決勝の新日鉄八幡戦では延長10回表、決勝点の足がかりとなる二塁打を放つなど、優勝に大きく貢献し、同年の社会人ベストナインにも選ばれた〔〔。

1975年に安藤喜春監督の後任として、プレーイングマネージャーに就任〔『熱球・北の軌跡 - 社会人野球物語』、209頁。〕。翌1976年第47回都市対抗野球大会では、新日鐵広畑藤城和明投手(のち巨人)から、通算6本目の本塁打を放ち、大岡虎雄(八幡製鐵、のち松竹ロビンス)と並んでいた、それまでの大会記録を更新する〔。その後も、1982年の野球部の一時休部を挟んだ1984年まで現役を続け、通算9本塁打まで記録を伸ばした〔『熱球・北の軌跡 - 社会人野球物語』、210頁。〕。この記録は、1991年第62回都市対抗野球大会で、丹波健二東芝、のちロッテ)によって更新されるが、丹波の本塁打(12本)が全て金属バットで記録されたものであるのに対し、高梨は9本中6本が木製バットで記録したものである〔。また、日本選手権でも、通算5本塁打をマークしている。1985年監督専任となるが、同年限りで退任〔『熱球・北の軌跡 - 社会人野球物語』、210 - 211頁。〕。選手としての公式戦通算成績は、1299打数334安打打率.257)、68本塁打、243打点、221三振、206四死球、15盗塁〔『熱球・北の軌跡 - 社会人野球物語』、211頁。〕。

1995年に宮崎一夫の後任として、札幌第一高等学校野球部監督に就任し、
2001年まで務めた。2008年からは札幌学院大学野球部監督を務めた。

現在は次男・利洋が代表を務める『T・Tベースボールクラブ』の監督を務める。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「高梨英夫」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.