翻訳と辞書
Words near each other
・ 非ゼロ和ゲーム
・ 非タンパク性アミノ酸
・ 非タンパク性窒素
・ 非タンパク窒素
・ 非ダーウィン進化
・ 非チアノーゼ性
・ 非ナチ化
・ 非ナチ化裁判
・ 非ニュートン流体
・ 非ニュートン流動
非ニュートン液体
・ 非ニュートン粘性
・ 非バルビツール酸系
・ 非パラメトリック
・ 非パラメトリック推定
・ 非ヒストンタンパク質
・ 非ヒストン染色体タンパク質
・ 非ヒストン核タンパク質
・ 非フッ素化地区
・ 非フッ素地区


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

非ニュートン液体 : ミニ英和和英辞書
非ニュートン液体[ひ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひ]
  1. (adj-na,n,pref) faulty- 2. non- 
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [えき]
  1. (n,n-suf) liquid 2. fluid 
液体 : [えきたい]
 【名詞】 1. liquid 2. fluid 

非ニュートン液体 ( リダイレクト:非ニュートン流体 ) : ウィキペディア日本語版
非ニュートン流体[ひにゅーとんりゅうたい]

非ニュートン流体(ひニュートンりゅうたい、)は、流れ剪断応力(接線応力)と流れの速度勾配(ずり速度、剪断速度)の関係が線形ではない粘性の性質を持つ流体のこと。ニュートン流体に当てはまらない流体の総称を指し、この流れのことを非ニュートン流動()と言う。
ニュートンの粘性法則において、剪断応力(接線応力)τ は、流れの速度勾配(ずり速度、剪断速度)∂''u'' /∂''y'' に比例する。ニュートン流体の場合、その比例係数μは定数となり次式で表される:
: \tau_ = \mu
したがって、流れの粘性の度合いはその比例係数である粘性率 μ の大きさによって表される。非ニュートン流体とは、剪断応力と速度勾配がこのような比例関係にない流体の総称である。
== 構造 ==
非ニュートン流体のミクロな構造は、Merrillによって以下のように分類されている。各分類において所属物質をほぼ包括した特性があることが指摘されている。
* 巨大分子が液状として存在する。
 * 不規則性螺旋非電解巨大分子の溶液
 *: ポリスチレンポリメタクリル酸メチルポリイソブチレンポリ塩化ビニルポリ酢酸ビニル酢酸セルロース、、ゴム様高分子の溶液
 * 不規則性螺旋電解巨大分子の溶液
 *: CMC、、アルギン酸ナトリウムアルギン酸アンモニウム、ポリメタアクリル酸のナトリウム塩の溶液
 * 不規則性螺旋巨大分子の塊
 *: 溶融高分子
 * 硬直巨大分子の溶液
 *: アルブミングロブリンなどのたんぱく質、DNAポリペプチドの溶液
 * 巨大分子の集合体
 *: でん粉の分子成分、ポリ塩化ビニル溶液
* 固体粒子が懸濁状で液体中に存在する。
* 低分子成分の液中で、剪断応力が大きいため局所分子配列がかく乱されるもの。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「非ニュートン流体」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Non-Newtonian fluid 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.