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関孝二 : ミニ英和和英辞書
関孝二[せき こうじ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [せき, ぜき]
 (suf) honorific added to names of makuuchi and juryo division sumo wrestlers
: [こう]
 【名詞】 1. filial piety 
: [に]
  1. (num) two 

関孝二 : ウィキペディア日本語版
関孝二[せき こうじ]

関 孝二(せき こうじ、1911年9月20日 - )は、日本の映画監督映画プロデューサー脚本家である〔''関孝二''日本映画データベース、2012年5月30日閲覧。〕〔全集、p.227-228.〕。関 孝司(せき こうじ)とも名乗った〔。
== 人物・来歴 ==
1911年(明治44年)9月20日東京府東京市浅草区雷門 (現在の東京都台東区)に生まれる〔。建築業を営む父をもつ〔。1930年(昭和5年)3月、郁文館中学校(旧制、現在の郁文館中学校・高等学校)を卒業、同年4月、東京美術学校(旧制、現在の東京芸術大学美術学部)に入学するも、1年次で中途退学した〔。
1937年(昭和12年)、父が新興キネマ東京撮影所(のち大映に統合して現存せず、場所は現在の東映東京撮影所)の大道具主任になり、それに従って同社に入社、大道具副主任となる〔。のちに演出部に異動し、同撮影所で曽根純三青山三郎久松静児鈴木重吉らの作品で助監督を務めている〔。1942年(昭和17年)1月10日、同社が他社と合併して大映となってからは、鈴木重吉とともに北京に渡り、華北電影公司に入社している〔。1945年(昭和20年)、第二次世界大戦の終結を迎えて、日本に帰国した〔。
1947年(昭和22年)、同じ新興キネマ東京撮影所出身の今村貞雄とともに、ラジオ映画という企業を設立する〔。当初は貸しスタジオとして経営していたが、実製作を開始、同社の製作部長である伊賀山正徳監督の『海魔陸を行く』を製作する〔。同社は、1953年(昭和28年)ごろには活動を停止、同年1月、南方映画社をテレビ映画と商号変更、ラジオ映画を吸収合併した。同社の設立第1回作品は、佐藤武監督の『』で、新東宝が配給し、1954年(昭和29年)10月12日に公開された〔嘘(1954) キネマ旬報映画データベース、2012年5月30日閲覧。〕。
1955年(昭和30年)8月9日には、今村とともに富士映画で製作した丸根賛太郎監督の『天下の若君漫遊記 前篇 変幻出没の巻・後篇 活殺自在の巻』が日活の配給によって、公開されている〔''関孝司 2''、日本映画データベース、2012年5月30日閲覧。〕。1957年(昭和32年)9月8日には、新日本映画で製作した佐藤武監督の『鷹狩と小熊哀話』が、新東宝の配給で公開されている〔。その後、日本放送映画を設立、テレビ映画(フィルム撮影によるテレビドラマやドキュメンタリー)を手がけた。
1962年(昭和37年)、国映成人映画『情欲の谷間』を監督、以降、成人映画を量産する〔。翌1963年(昭和38年)10月、『情欲の洞窟』のロケーション撮影を記者に取材させたことが、ジャンルの名称としての「ピンク映画」、同ジャンルの作品を生み出す製作会社を指す「エロダクション」等の新語がこの取材から生まれた〔。
2007年(平成19年)5月21日に発売された雑誌『映画秘宝』(2007年7月号、洋泉社)が、関に対して当時最新のインタヴューが行われた記事を掲載、健在を証明した。
2012年(平成24年)5月現在、関の監督作のうち、『ヒップで勝負』(1965年)、『売女(ばいた)』(1967年)、『変態魔』(同)、『好色番外地』(1967年)、『秘密クラブの女』(1969年)、『セックスパトロン』(1970年)、『痴漢ドライバー』(1978年)、『痴漢 奥まで覗く』(1985年)の8作、関が製作に関わった佐藤武監督の『鷹と仔熊とわんぱく小僧』(1957年)、吉岡昌和監督の『毛剃り魔』(1989年)の2作の上映用プリントは、東京国立近代美術館フィルムセンターに所蔵されている〔''関孝司''''関孝二 1''''関孝二 2''東京国立近代美術館フィルムセンター、2012年5月30日閲覧。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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