翻訳と辞書
Words near each other
・ 起訴便宜主義
・ 起訴命令
・ 起訴状
・ 起訴状一本主義
・ 起訴独占主義
・ 起訴猶予
・ 起訴猶予処分
・ 起訴陪審
・ 起誓岩
・ 起請
起請文
・ 起請田
・ 起重機
・ 起重機船
・ 起雲山世志介
・ 起雲閣
・ 起電
・ 起電力
・ 起電器
・ 起電性


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

起請文 : ミニ英和和英辞書
起請文[きしょうもん]
(n) (historical) written vow to the gods
===========================
起請 : [きしょう]
 (n,vs) vow
起請文 : [きしょうもん]
 (n) (historical) written vow to the gods
: [ぶん]
 【名詞】 1. sentence 
起請文 : ウィキペディア日本語版
起請文[きしょうもん]
起請文(きしょうもん)は、日本でかつて作成されていた、人が契約を交わす際、それを破らないことを神仏に誓う文書である。単に起請ともいう。
== 概要 ==
起請文は、まず約束や契約の内容を書き、次に差出者が信仰する神仏の名前を列挙し、最後に、約束を破った場合にはこれらの神仏による罰を受けるという文言を書く。後二者を「神文(しんもん)」または「罰文(ばつぶん)」といい、契約内容を書いた部分を神文の前に書かれることから「前書(ぜんしょ)」という。
鎌倉時代後期ごろから、起請文は各地の社寺で頒布される牛王宝印(ごおうほういん。牛玉宝印とも書く)という護符の裏に書くのが通例となった。ここから、起請文を書くことを「宝印を翻す」ともいう。特に熊野三山の牛王宝印(熊野牛王符)がよく用いられ、熊野の牛王宝印に書いた起請文の約束を破ると熊野の神使であるカラスが三羽死に地獄に堕ちると信じられ熊野誓紙と言われた。
戦国時代には各地に戦国大名などの地域権力が出現し、戦国大名の成長に伴い大名領国同士は国境を接し、軍事同盟の締結や合戦など大名同士の外交関係が顕著になり、軍事同盟の締結や合戦の和睦に際しては双方の信頼を確認するため双方で起請文を交わした。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「起請文」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.