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赤池情報量基準 : ミニ英和和英辞書
赤池情報量基準[あかいけ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [あか, あけ]
 (n) 1. red 2. crimson 3. scarlet 4. communist
: [いけ]
 【名詞】 1. pond 
: [じょう]
 【名詞】 1. feelings 2. emotion 3. passion 
情報 : [じょうほう]
 【名詞】 1. (1) information 2. news 3. (2) (military) intelligence 4. (3) gossip 
情報量 : [じょうほうりょう]
 【名詞】 1. information content 2. information volume
: [ほう]
  1. (n,n-suf) information 2. punishment 3. retribution 
: [りょう]
 1. amount 2. volume 3. portion (of food) 4. basal metabolic rate, quantity
: [き, もとい]
 【名詞】 1. basis 
: [じゅん]
  1. (n,pref) level 2. apply correspondingly 3. correspond to 4. being proportionate to 5. conforming to 6. semi 7. quasi 8. associate 9. standard 10. rule 1 1. aim

赤池情報量基準 ( リダイレクト:赤池情報量規準 ) : ウィキペディア日本語版
赤池情報量規準[あかいけじょうほうりょうきじゅん]
赤池情報量規準(あかいけじょうほうりょうきじゅん; 元々は An Information Criterion, のちに Akaike's Information Criterionと呼ばれるようになる)は、統計モデルの良さを評価するための指標である。単に AIC とも呼ばれ、この呼び方のほうが一般的である。統計学の世界では非常に有名な指標であり、多くの統計ソフトに備わっている。元統計数理研究所所長の赤池弘次が1971年に考案し1973年に発表した〔Akaike, H., "Information theory and an extension of the maximum likelihood principle", Proceedings of the 2nd International Symposium on Information Theory, Petrov, B. N., and Caski, F. (eds.), Akadimiai Kiado, Budapest: 267-281 (1973).〕。
AICは、「モデルの複雑さと、データとの適合度とのバランスを取る」ために使用される。例えば、ある測定データを統計的に説明するモデルを作成することを考える。この場合、パラメータの数や次数を増やせば増やすほど、その測定データとの適合度を高めることができる。しかし、その反面、ノイズなどの偶発的な(測定対象の構造と無関係な)変動にも無理にあわせてしまうため、同種のデータには合わなくなる(過適合問題、Overfitting)。この問題を避けるには、モデル化のパラメータ数を抑える必要があるが、実際にどの数に抑えるかは難しい問題である。AICは、この問題に一つの解を与える。具体的にはAIC最小のモデルを選択すれば、多くの場合、良いモデルが選択できる〔坂元慶行, 石黒真木夫, 北川源四郎, 情報量統計学, 共立出版 (1983).〕。
公式は次の通りである。
ここでLは最大尤度kは自由パラメータの数である。
==式の変形==
AICは他にもさまざまな形で表される。
パラメータの数として局外変数(誤差の大きさを表すパラメータ)を数えない流儀があり、その場合、
となる。ここでは区別のため大文字の ''K'' を使ったが、通常は双方の「パラメータ数」の表現にはっきりした使い分けはない。AICはモデル間の互いの差のみが意味を持つため、定数項は無視し、2行目のように定義することもある。式の見かけは冒頭の式と同じだが、値は異なる。
各標本の誤差項が独立で確率分布正規分布の場合、
と表せる。''n'' は標本サイズ、σ は各標本の標準誤差である。2行目は、定数項を省略した値である。
それに加えさらに、各標本の標準誤差が等しい場合は、
とまで単純化できる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「赤池情報量規準」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Akaike information criterion 」があります。




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