翻訳と辞書
Words near each other
・ 赤松陽構造
・ 赤松駅
・ 赤松黄大仙祠
・ 赤板症
・ 赤林山
・ 赤林朗
・ 赤林英夫
・ 赤枝恒雄
・ 赤染徳足
・ 赤染晶子
赤染衛門
・ 赤柱
・ 赤柴八重蔵
・ 赤核
・ 赤核大細胞部
・ 赤核小細胞
・ 赤核脊髄路
・ 赤核路
・ 赤根京
・ 赤根和樹


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

赤染衛門 : ミニ英和和英辞書
赤染衛門[あかぞめえもん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [あか, あけ]
 (n) 1. red 2. crimson 3. scarlet 4. communist
: [もん]
  1. (n,n-suf) (1) gate 2. (2) counter for cannons 

赤染衛門 : ウィキペディア日本語版
赤染衛門[あかぞめえもん]

赤染衛門(あかぞめえもん、天暦10年(956年)頃? - 長久2年(1041年)以後)は、平安時代中期の女流歌人大隅守赤染時用の娘。中古三十六歌仙女房三十六歌仙の一人。
== 経歴 ==
赤染衛門は赤染時用の娘とされる。しかし、赤染衛門の母親が前夫である平兼盛婚姻していた頃に懐胎した後、再婚先である赤染家において、赤染衛門を出産したために、実父は平兼盛との説もある。後に、平兼盛は娘の親権を巡り、前夫の赤染時用との間で裁判を起こすが敗訴している。
赤染衛門は文章博士大江匡衡と貞元年中(976~978)に結婚する。大江匡衡と赤染衛門はおしどり夫婦として知られており、仲睦ましい夫婦仲より、匡衡衛門と呼ばれたという〔『紫式部日記』〕。大江匡衡との間に大江挙周江侍従等を設けた。赤染衛門は源雅信邸に出仕し、藤原道長の正妻である源倫子とその娘の藤原彰子に仕えており、紫式部和泉式部清少納言伊勢大輔等とも親交があった。匡衡の尾張赴任にもともに下向し、夫を支えた。また、子の挙周の和泉守への任官に尽力して成功させ、病のときには住吉に和歌を奉納し病平癒に導いた話〔『今昔物語』、『古今著聞集』などほか〕など、母としての像も鮮やかである〔柴佳世乃「赤染右衛門」(小野一之鈴木彰谷口榮樋口州男編 『人物伝小辞典 古代・中世編』 東京堂出版 2004年 2ページ)〕。
長元8年(1035年)関白左大臣頼通歌合出詠。長久2年(1041年)弘徽殿女御生子歌合出詠。『拾遺和歌集』以下の勅撰和歌集に93首が入集〔『勅撰作者部類』〕。
長和元年(1012年)に夫・大江匡衡が逝去した後は、信仰と子女の育成に尽くしたという。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「赤染衛門」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.