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西日本車体工業 : ミニ英和和英辞書
西日本車体工業[にしにっぽんしゃたいこうぎょう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

西 : [にし]
 【名詞】 1. west 
西日 : [にしび]
 【名詞】 1. westering sun 
西日本 : [にしにほん]
 (n) western Japan
: [にち, ひ]
  1. (n-adv,n-t) sun 2. sunshine 3. day 
日本 : [にっぽん, にほん]
 【名詞】 1. Japan 
日本車 : [にほんしゃ]
 (n) car of Japanese make
: [ほん, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 
: [くるま]
 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel 
車体 : [しゃたい]
 【名詞】 1. body (of car) 2. frame 
: [たくみ]
  1. (n,adj-na) (1) workman 2. artisan 3. mechanic 4. carpenter 5. (2) craft 6. skill 7. (3) means 8. idea
工業 : [こうぎょう]
 【名詞】 1. (manufacturing) industry 
: [ごう, わざ]
 【名詞】 1. deed 2. act 3. work 4. performance

西日本車体工業 : ウィキペディア日本語版
西日本車体工業[にしにっぽんしゃたいこうぎょう]

西日本車体工業株式会社(にしにっぽんしゃたいこうぎょう)は、かつて福岡県北九州市小倉北区西港町に本社を置き、バス車両の車体部分を製造していたメーカー(コーチビルダー)。西日本鉄道(西鉄)の連結子会社(議決権100%:間接保有含む)で、略して西工(にしこう)、またはNSKとも呼ばれる。
== 歴史 ==
1946年、戦後のバス輸送復興を進めていた西鉄が、指定車体製造工場としてバス車体の製造・販売・補修整備を目的に設立した会社である。
日本国内の大型自動車メーカー4社(民生日産ディーゼル(現:UDトラックス)三菱ふそう日野自動車いすゞ自動車)のバス用シャシーにボディ架装を行ない、親会社である西日本鉄道(西鉄バス)向けをはじめ、主に九州関西中国地方のバス事業者に納入した。
1988年に日産ディーゼルとの共同開発で「スペースランナー」(RB→JM→RM系)を開発。同社のカタログモデルとして発売された。これ以後、日産ディーゼル車についてはこれまで納入例がほとんどなかった関東地方など全国各地に販売されることとなる。
1998年には、日産ディーゼルの中型ノンステップバス(KC-RM211GAN改)が西工のみの架装で発売される。また、平成10年および11年排出ガス規制によるモデルチェンジで、同じく日産ディーゼルのJPとRNのボディー架装から富士重工が撤退し、西工のみが対応するようになる。そして2002年1月、日産ディーゼルがバス車体の架装を西日本車体工業に集約する〔これを受けて、それまで日産ディーゼルのバス車体の架装の多くを手がけていた富士重工業が同年5月にバス車体架装事業の中止を決定している。〕と、これ以後は事業を日産ディーゼル向けのボディ架装にほぼ特化することとなり、他社製のシャシーへの架装例は減少していった(別項参照)。
2007年より日産ディーゼルと三菱ふそうがバス製造事業における業務提携を開始した際に、大型ノンステップバスや中型系の路線バスは三菱ふそうブランドも日産ディーゼルからのOEMに統一されたため、三菱ふそうへ「日産ディーゼル+西日本車体工業」の車両が多数OEM供給され(従来からの「日産ディーゼル+西日本車体工業」の組み合わせも以前に生産中止になった一部を除きすべて継続生産された)、三菱ふそうからは「エアロスター-S」(大型ノンステップ)「エアロミディ-S」(中型)として発売された。一方、逆に三菱ふそうが三菱ふそうバス製造(MFBM)で製造した観光系車両や大型ワンステップバス・ツーステップバスなどは日産ディーゼル工業にOEM供給されたことにより、大型ノンステップバスや中型系の路線バスの受注量が急増が予想される一方で、観光系や大型ワンステップバス・ツーステップバスへの架装台数は減少することとなっていた〔実際、西工での生産台数が増加し生産能力が逼迫する一方で、MFBMは生産台数が減少し余裕ができたこともあり、2009年にはエアロスターノンステップバスを生産再開するに至る。〕。
しかし、日産ディーゼルと三菱ふそうの関係は単なる業務提携にとどまることはなく、2009年8月31日には両社がバス事業における合弁会社の設立協議に入ることを発表した〔これによれば、生産までは統合したが販売は別々に行なっている日野・いすゞ連合とは異なり、企画・研究開発から生産・販売までの事業を分離し統合を目指すとしていた。〕。さらに日本経済新聞の報道によれば、新会社は2011年1月の発足を目指すとともに、西日本車体工業への生産委託を2011年8月までに打ち切り、生産をMFBMに集約するとしている。その後2009年9月8日付西日本新聞など、在福岡のマスメディアが報じたところによれば、西工において2010年8月に大型バスの生産終了、その1年後には中型バスも集約により生産終了すると日産ディーゼルから西工に伝えられており、これらに伴い200人余の派遣社員を11月末で雇い止め、約300人の正社員についても削減が避けられず、正社員については西鉄グループ各社及び日産ディーゼルに再就職の斡旋を依頼すると報じていた。
その後も大口顧客からの受注終了という経営環境の激変に際し、経営規模の大幅な縮小による会社の存続の道を探っていたが、2010年1月21日の西鉄の取締役会において「これ(日産ディーゼル工業。同年2月1日付で「UDトラックス」に社名変更)に代わる受注も見込めないことから、事業の継続は困難と判断」との理由により西日本車体工業を2010年8月31日付で解散し、2011年3月までに清算することが決議された。その後、「従業員に対する再就職支援期間を確保するため」として、解散日は2010年10月31日付に変更された。なお、前述のUD・ふそうの協議については同月29日付で打ち切りとなっている。
現在、アフターサービスについては共栄車体工業(西鉄の子会社)が行なっている。なお、2010年9月1日以降のUDトラックス(旧:日産ディーゼル)シャシーに関しては、同社からの委託を受ける形で共栄車体工業が行なっている〔西日本車体製バスボディのアフターサービス体制について UDトラックスプレスリリース 2010年8月25日〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「西日本車体工業」の詳細全文を読む




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