翻訳と辞書
Words near each other
・ 草月法
・ 草月流
・ 草木
・ 草木も人も
・ 草木ダム
・ 草木トンネル
・ 草木トンネル (わたらせ渓谷鐵道わたらせ渓谷線)
・ 草木トンネル (道路)
・ 草木克洋
・ 草木園
草木塔
・ 草木染
・ 草木染め
・ 草木湖
・ 草木灰
・ 草木饅頭
・ 草木駅
・ 草本
・ 草本の
・ 草本作物


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

草木塔 : ミニ英和和英辞書
草木塔[そうもくとう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [くさ]
 【名詞】 1. grass 
草木 : [くさき, そうもく]
 【名詞】 1. plants 2. vegetation 
: [き]
 【名詞】 1. tree 2. wood 3. timber 
: [とう]
  1. (n,n-suf) tower 2. pagoda 

草木塔 : ウィキペディア日本語版
草木塔[そうもくとう]

草木塔(そうもくとう)とは、草木に感謝し、その成長を願って建立されたと伝えられる石碑のこと〔草木塔とは? 〕。1772年(安永元年)に米沢藩江戸屋敷が焼失、その再建のために米沢市大字入田沢字塩地平の山林の木々が伐採され、1780年(安永9年)の4月17日にも、現在の米沢市粡町・銅屋町・立町などで大火があり、その復興のために大量の材木が伐採されたことに対する感謝の念が、建立するきっかけになったと推定されている。
== 概要 ==
1780年安永9年)、江戸時代出羽国米沢藩上杉鷹山の時代に、山形県米沢市大字入田沢に建てられたものが最初と伝えられ、高さ90cm、幅52㎝、厚さ24㎝の自然石に「草木供養塔」と刻まれている。他には「草木塔」、「草木供養経」、「山川草木悉皆成仏」などの碑文のものも確認されている。塔は自然石か、もしくは部分的に研磨されたものがほとんどで、日本国内に160期基以上が確認されている〔類似のものを含めると190基ほどとの説もある。〕。そのうち9割ほどが山形県内、しかも置賜地方に集中している〔草木塔・米沢市役所 〕ことから、鷹山の教化によるものという説もある。江戸時代以降も主に林業の盛んな地域に建てられており、米沢市万世町梓山、米沢市田沢、米沢市簗沢、米沢市綱木などの「木流し」が行われた所に多く建てられている〔草木塔の故郷 〕。昭和61年、米沢市三沢公民館前に建てられたものは自然愛護の精神を後世に伝えるためのもの。最近では、山形大学が、自然と人間との共生という観点から草木塔の建立精神に基づく社会活動を行っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「草木塔」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.