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木山捷平 : ミニ英和和英辞書
木山捷平[きやま しょうへい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [き]
 【名詞】 1. tree 2. wood 3. timber 
: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 
: [たいら, ひら]
 【名詞】 1. the broad 2. the flat 3. palm

木山捷平 : ウィキペディア日本語版
木山捷平[きやま しょうへい]

木山 捷平(きやま しょうへい、1904年明治37年)3月26日 - 1968年昭和43年)8月23日)は、岡山県小田郡新山村(現在の笠岡市)出身の小説家詩人私小説の代表的作家の一人である。短編小説を得意とした。
長男の木山萬里は、元東京ガス常務取締役。
== 経歴 ==
矢掛中学校(現岡山県立矢掛高等学校)を経て、1923年大正12年)に姫路師範学校(現・神戸大学)を卒業。小学校教諭となる。1925年(大正14年)に東洋大学専門学部文化学科に入学。後に東洋大を中退する。中学校在籍時より短歌俳句を作り始める。
1929年昭和4年)に処女詩集『野』を自費出版にて発表。1931年(昭和6年)には第二詩集『メクラとチンバ』を同じく自費にて刊行。同年11月、宮崎ミサヲと結婚
1933年(昭和8年)に太宰治らと同人誌『海豹』を創刊。この頃、井伏鱒二と知己となり、以後親交が続く。同人誌創刊以降は小説家としての道を歩み、1939年(昭和14年)に処女小説『抑制の日』を発表、第9回芥川龍之介賞候補になる。1940年(昭和15年)に『河骨』が第11回芥川賞候補になる。
1944年(昭和19年)に新境地を開拓すべく満州(現在の中国東北部)の新京(現在の長春)に農地開発公社の嘱託社員として赴任する。1945年(昭和20年)に現地召集を受け兵役に就く。太平洋戦争終戦後、長春で1年程度難民として生活を送り帰国。1954年(昭和29年)に『脳下垂体』、1957年(昭和32年)に『耳学問』が直木三十五賞候補になる。
1962年(昭和37年)に、中国での戦争体験をもとに書かれた代表作『大陸の細道』を発表。1963年(昭和38年)に同作で第13回芸術選奨文部大臣賞を受賞。
1968年(昭和43年)8月23日食道癌東京女子医科大学付属消化器センターにて死去。享年64。墓所は笠岡市の木山家墓地。法名は寂光院寿蘊捷堂居士。
1997年平成9年)に笠岡市などが主催して木山捷平文学賞が設けられ、2005年迄の9回にわたり受賞作が発表された。2006年(平成18年)からは公募の新人賞の木山捷平短編小説賞に模様替えされた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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