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新交通日暮里・舎人線 : ミニ英和和英辞書
新交通日暮里・舎人線[しん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [しん]
  1. (n,n-suf,pref) new 
交通 : [こうつう]
  1. (n,vs) communication 2. transportation 3. traffic 4. intercourse 
: [つう]
  1. (adj-na,n) (1) connoisseur 2. authority 3. (2) counter for letters, notes, documents, etc. 
: [にち, ひ]
  1. (n-adv,n-t) sun 2. sunshine 3. day 
: [り]
 【名詞】 1. ri (old measure) 2. 2. 44 miles 
: [しゃ, せき]
  1. (n,n-suf) inn 2. hut 3. house 4. mansion
: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1

新交通日暮里・舎人線 ( リダイレクト:東京都交通局日暮里・舎人ライナー ) : ウィキペディア日本語版
東京都交通局日暮里・舎人ライナー[にっぽり とねりらいなー]


日暮里・舎人ライナー(にっぽり・とねりライナー)は、東京都荒川区日暮里駅足立区見沼代親水公園駅を結ぶ、東京都交通局が運営する案内軌条式鉄道AGT)路線である。
なお、都市計画事業としての名称は、東京都市計画道路特殊街路新交通専用道第2号日暮里・舎人線および東京都市計画都市高速鉄道日暮里・舎人線である。2008年平成20年)3月30日に開業した〔日暮里・舎人ライナー開業予定日決定! - 東京都交通局 2007年10月1日(2007年10月9日時点でのアーカイブ)〕。
== 概要 ==
東京都交通局では、従来から現在の日暮里・舎人ライナーと同じ区間(一部は足立流通センター付近を経由)で都営バス里48系統(日暮里駅 - 見沼代親水公園駅)を運行している。このバスは、最寄りの東武伊勢崎線大師線JR京浜東北線東京メトロ南北線など既存鉄道の最寄り駅から離れている足立・荒川区の都市計画道路放射11号尾久橋通り東京都道58号台東川口線)沿線の住民をJR線駅へ直結する通勤・通学の足として、大変な混雑を呈していた一方で、足立トラックターミナル(1977年開設)・北足立市場(1979年開設)・足立流通センターなどの輸送を担う尾久橋通りはトラックなど大型車の通行量が多く、慢性的な渋滞が発生してバスの定時運行が困難な状況がしばしば発生し、定時運行・大量輸送が行える何らかの鉄・軌道輸送が望まれていた。
1974年(昭和49年)、自民党足立支部の幹部であった小金井俊輔の提唱により、鉄道を誘致するための活動が始まる。
本路線は、1985年昭和60年)7月の運輸政策審議会答申第7号「東京都における都市高速鉄道を中心とする交通網の整備に関する基本計画について」においてほぼ都営バス里48系統の路線を中量輸送機関に置き換えるべく位置付けられたものである。当初は地下鉄7号線(現在の南北線)の一部として計画されていたが、財政問題や採算性などから尾久橋通り上の新交通システム (AGT) に変更された。なお、財政状況などから、軌道事業特許は1995年(平成7年)、工事施行認可は1997年(平成9年)と大幅に遅れ、一方で事業主体の決定や荒川区側の用地買収に時間がかかったこともあり、開業は当初計画されていた1999年(平成11年)度から2002年(平成14年)度、さらに2008年(平成20年)3月30日と、2度にわたって延期されている。
支柱や桁といったインフラ部は都市計画道路事業として東京都建設局が、軌道や駅舎などの鉄道施設は都市計画都市高速鉄道事業として都営地下鉄大江戸線の環状部分の建設を担当した東京都地下鉄建設が建設する方式を採用している。
開業後の運営主体は東京都地下鉄建設が予定されていたが、採算上の観点および都営交通ネットワークの充実を図る目的から、東京都交通局が軌道事業の特許を同社から譲り受ける方向で検討され、運営も同局が行うことが決定した〔 - 国土交通省関東運輸局 2007年10月1日〕。
路線名については、東京都交通局および東京都地下鉄建設が2006年平成18年)8月15日 - 31日に一般公募を行い、選考委員会の審議を経て日暮里・舎人ライナーと決定、同年11月13日に駅名とともに報道発表された。
カード乗車券については、開業当初からICカードPASMOに参加しており、Suicaとの相互利用ができるようになっている。また、パスネットは開業前に「券売機・精算機で使える」というアナウンスがあったが、2008年1月10日に発売が終了し、同年3月14日に自動改札機での使用が終了したため、本路線では日暮里駅の有人改札での処理をのぞき自動券売機自動精算機を含めて一切使用できない。
運賃は大人で初乗り165円(ICカード)・170円(切符購入)から最高329円(ICカード)・330円(切符購入)までの4段階である(運賃・乗車券の節参照)。
本路線開業後は、上記のような経緯から完全並行路線である従来の都営バス里48系統の廃止も懸念されていたが、高齢者が多い地域特性から既存バス停において小回りの効く集客を行うバスとの役割分担は可能との結論から、バス同系統も当面の存続が決定し、大幅に本数が減便されたものの、路線廃止には至っていない。2009年4月1日のダイヤ改正では本数がさらに減便され、現在は1時間あたり2本程度の運行となっている。なお、運賃が大人400円の深夜バスとして設定されていた深夜04系統は日暮里・舎人ライナーの開業を機に廃止された。2012年4月1日からは、これまで王子駅発着としていた王46系統・加賀団地循環を里48-2系統・加賀団地循環に変更し、日暮里駅発着に変更した。
また、2015年に開通した上野東京ラインが日暮里駅に停車する(常磐線直通のみ)こともあり、当路線が東京・品川方面とのアクセス向上にも寄与している。

ファイル:Nippori-Toneri-Liner Nippori station -Construction-.jpg|日暮里・舎人ライナー日暮里駅の建設工事の様子(2007年2月26日)
ファイル:Yazaike_Sta._premises.jpg|日暮里・舎人ライナー谷在家駅構内(2008年3月20日の試運転・駅舎見学会にて)
ファイル:Nippori-Toneri Liner Trial Run.jpg|開業前の試運転列車(2008年3月20日の試運転・駅舎見学会にて)
ファイル:舎人公園駅近く.jpg|舎人公園の高架歩道より撮影(2012年)
ファイル:Nippori-Toneri Liner Pier.JPG|扇大橋駅から荒川へ至る地点で撮影 ロウソクのような支柱は堅固な基礎で保持されている(2012年5月)

=== 路線データ ===

* 区間:日暮里 - 見沼代親水公園 9.7km(建設キロ9.8km)
* 案内軌条:側方案内式
* 駅数:13駅(起終点駅含む)
* 複線区間:全線
* 電気方式:三相交流600V・50Hz
* 車両基地所在駅:舎人公園駅
* 最高速度:60km/h
* 所要時間:20分
* 表定速度:28km/h
* 最急勾配:50(扇大橋 - 足立小台間)※ただし入出庫線上に65‰の区間あり〔
* 最小曲線半径:30m(日暮里付近)〔



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「東京都交通局日暮里・舎人ライナー」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Nippori-Toneri Liner 」があります。




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