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微胞子虫 : ミニ英和和英辞書
微胞子虫[びほうしちゅう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

胞子 : [ほうし]
 【名詞】 1. spore 
: [こ, ね]
 (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November)
: [むし]
 【名詞】 1. insect 

微胞子虫 : ウィキペディア日本語版
微胞子虫[びほうしちゅう]

微胞子虫(びほうしちゅう、Microsporidia)はさまざまな動物の細胞内に寄生する単細胞真核生物の一群で、これまでに1200種以上が知られている。昆虫甲殻類魚類ヒトを含む哺乳類などに感染する病原体が多く含まれている。かつては粘液胞子虫(現在は多細胞動物起源とされる)とともに原生動物胞子虫綱、あるいは極嚢胞子虫綱に入れられたが、現在では極めて特殊化した菌類だと考えられ、独立な分類群と考えられている。
== 形態 ==
微胞子虫の胞子はたいてい卵形をしていて1-40 μm程度の大きさであり、タンパク質とキチン質からなる2層の細胞壁によって保護されている。胞子の内部には特徴的なコイル状の構造があり、これはミクソゾア類の極糸と混同しないよう極管(polar tube)と呼ばれている。微胞子虫類にはミトコンドリアがなく、おそらく相同なマイトソーム(mitosome)を持っている。菌類と共通した特徴として、鞭毛のような運動器官がないこと、2つの細胞核が細胞内で密接する複核(diplokaryon)が存在することが多いことが挙げられる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「微胞子虫」の詳細全文を読む




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