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反芻胃 : ミニ英和和英辞書
反芻胃[はんすう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [はん, たん]
  1. (n,vs,n-pref) anti- 2. opposite 3. antithesis 4. antagonism 
反芻 : [はんすう]
  1. (n,vs) chewing the cud 2. rumination
: [すう]
 【名詞】 1. grass cutting 2. hay
: [い]
 【名詞】 1. stomach 

反芻胃 ( リダイレクト:反芻 ) : ウィキペディア日本語版
反芻[はんすう]
反芻(はんすう、rumination)は、ある種の哺乳類が行う食物の摂取方法。まず食物(通常は植物)を咀嚼し、反芻に送って部分的に消化した後、再び口に戻して咀嚼する、という過程を繰り返すことで食物を消化する。
== 反芻動物 ==
反芻を行う動物を反芻動物(Ruminant)といい、ウシヤギヒツジキリンバイソンシカヌーアンテロープ(以上は反芻亜目)・ラクダラマラクダ亜目)が含まれる。これらはいずれも偶蹄目であるが、近年、霊長類テングザルが反芻に極めて類似した行動を行うことが発見された。〔Matsuda I, Murai T, Clauss M, Yamada T, Tuuga A, Bernard H, Higashi S.Regurgitation and remastication in the foregut-fermenting proboscis monkey(Nasalis larvatus). Biol Lett. 2011 Mar 30. 外部リンクも参照のこと〕従来、偶蹄類中でも反芻亜目とラクダ亜目はどちらも反芻をすることから特に近縁と考えられていた。しかし近年の研究ではラクダ亜目は偶蹄類の中でも最も早くに分岐し、偶蹄類の中では反芻亜目とは遠縁な関係にあることが判明してきた(ラクダ類より、反芻をしないイノシシ類やカバ・クジラ類の方が反芻類により近い関係にある)。そのため両者の反芻の獲得は平行進化の結果と考えられている。
反芻動物のは4つの部屋から出来ており、それぞれ第一胃(こぶ胃:ルーメン、ミノ)、第二胃(蜂の巣胃:レティキュラム、ハチノス)、第三胃(葉胃:オマスム、センマイ)、第四胃(しわ胃:アボマスム、ギアラ)という〔但し、ラクダは第三胃が無く、計3室から成る。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「反芻」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ruminant 」があります。




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