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北上回漕会社 : ミニ英和和英辞書
北上回漕会社[ほくじょうかいそうがいしゃ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [きた, ほく]
 (n) north
北上 : [きたかみ, ほくじょう]
  1. (n,vs) going north 
: [じょう]
 (n,pref,suf) 1. first volume 2. superior quality 3. governmental 4. imperial 5. top 6. best 7. high class 8. going up 9. presenting 10. showing 1 1. aboard a ship or vehicle 12. from the standpoint of 13. as a matter of (fact) 13. superior
: [かい]
 【名詞】 1. counter for occurrences 
回漕 : [かいそう]
 (n,vs) shipping
: [かい]
  1. (n,n-suf,vs) meeting 2. assembly 3. party 4. association 5. club 
会社 : [かいしゃ]
 【名詞】 1. company 2. corporation 
: [やしろ]
 (n) shrine (usually Shinto)

北上回漕会社 : ウィキペディア日本語版
北上回漕会社[ほくじょうかいそうがいしゃ]
__NOTOC__
北上回漕会社(ほくじょうかいそうがいしゃ)は、岩手県盛岡市にあった舟運業社である。東北本線が存在しなかった明治時代に、石巻港北上川河岸を結ぶ舟運航路を運航していた。
== 北上回漕会社前史 ==
岩手県は、江戸時代より、南部藩伊達藩領内ともに、年貢米の輸送等に、北上川の舟運を利用していた。
南部藩においては、北上川の舟運は寛永年間(1624年1643年)に始まった〔KITAKAMI CITY 〕。盛岡城に程近い、現明治橋のたもとの辺りに、盛岡の積出港として「新山河岸」があった〔【北上川】藩政時代の物資輸送の要 北上川舟運(しゅううん) 〕。そこから黒沢尻(現北上市)までは、小繰舟(おぐりぶね)という小型の舟(米100俵積載)で進み、北上川が多少広くなる黒沢尻にて、大きく、かつ浅い水深を航行できる平田舟(ひらたぶね)に積み替えられ(米350俵積載)、石巻港まで運ばれた。〔五、八戸藩領志和御蔵の廻米と舟運 〕黒沢尻は藩境であり、遠野大船渡からも、品物が集まる集積地であったため、藩蔵や川留番所なども置かれた。〔北上川の舟運 〕石巻には、黒沢尻同様に、南部藩の御用蔵が置かれ、石巻港から千石船江戸へと運ばれていた。〔ひとつの資料から
その行程は、盛岡から石巻間(200km)を、下り3.5日、上り14日を要した。流れの強い場所では、陸から舟を引いて進む必要があり、そのような場所では川に沿って「舟引道」が作られた。〔
南部藩は、1673年寛文13年)から2年をかけて盛岡城下の河道を直線化する付け替え工事を行い、新たに堀割された川を「新川」と名づけた。〔北上川情報/北上川の歴史-舟運の歴史(あいぽーと)
仙台藩では、1605年慶長10年)に、佐沼城に入った伊達氏家臣、白石宗直の手により、北上川の流路の変更に着手。5年の歳月をかけて、北上川を米谷(現登米市東和町米谷)へと湾曲させ、二股川に合流させる「相模土手」を作ったことに始まる。
伊達政宗は、仙台藩の発展のためには北上川の改修と活用は欠かせないとして、北上川流路の大改造を決断、川村孫兵衛を招聘して、1623年元和9年)から4年の歳月をかけて、北上川の大改修工事を行った。これは、北上川、迫川、江合川の三川を一本化するものであり、この工事の完成以後、北上川の舟運は大発展し、その河口に位置する石巻は、南部藩伊達藩の年貢米の一大集積地となり、陸奥の物流の中心港としての地位を確立した。〔江戸期における北上川改修事業 〕伊達領内の北上川沿いには、51箇所の河岸が存在した。〔

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「北上回漕会社」の詳細全文を読む




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