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九九式十糎山砲 : ミニ英和和英辞書
九九式十糎山砲[99しき10せんちさんぽう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [く]
  1. (num) nine 
九九 : [くく]
 【名詞】 1. multiplication table 
: [しき]
  1. (n,n-suf) (1) equation 2. formula 3. expression 4. (2) ceremony 5. (3) style 
: [とお]
  1. (num) 10 2. ten 
: [せんちめいとる]
 (n) (uk) centimeter
: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 
山砲 : [さんぽう]
 (n) mountain gun
: [ほう]
  1. (n,n-suf) gun 2. cannon 

九九式十糎山砲 : ウィキペディア日本語版
九九式十糎山砲[99しき10せんちさんぽう]

九九式十糎山砲(99しき10せんちさんぽう)とは、大日本帝国陸軍1939年(昭和15年)に制式化した口径105mmの山砲である。
== 概要 ==
1937年(昭和12年)に始まった日中戦争では、当初、従来からの装備であった41式山砲94式山砲が、歩兵とともに行動可能な山砲として戦地に投入されたが、さらに10cmクラスの高威力の軽火砲が要求されるに至った。研究開発にあたった陸軍技術本部は、中国軍が使用していたフランスシュナイダー社製105mm砲の鹵獲品を内地に送らせ、試験を行った。その結果、94式山砲よりもやや重量が増すが、分解して駄載することは可能と判断してこの砲を再設計し、分解して10頭に駄載可能な99式10センチ山砲として制式化された。
砲身はオートフレッタージュ(自己緊縮)方式の単肉砲身で、油圧式駐退機を装備し、分解可能な折りたたみ式脚架を持っていた。分解搬送が可能とは言っても、常時駄載するには重すぎたため、原則として組み立てたままばん曳し、悪路で分解駄載するものとされた。ばん曳に要する馬は2頭、分解駄載に要する馬は10頭である。しかし、制式採用の直後に太平洋戦争に突入したため、本砲よりも92式歩兵砲の生産が優先されることとなった。そのため99式山砲の生産数は少なかった。
昭和16年には分離薬筒式を完全弾薬筒式に改める改造が行なわれた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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