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三酸化二ヒ素 : ミニ英和和英辞書
三酸化二ヒ素[さんさんかにひそ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [み]
  1. (num) three 
: [さん]
 【名詞】 1. acid 
酸化 : [さんか]
  1. (n,vs) oxidation 
: [か]
 (suf) action of making something
: [に]
  1. (num) two 
: [もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation

三酸化二ヒ素 : ウィキペディア日本語版
三酸化二ヒ素[さんさんかにひそ]

三酸化二ヒ素(さんさんかにヒそ)、または三酸化ヒ素化学式 As2O3 で表されるヒ素酸化物である。
人工的に生産されるが、天然においても方砒素華(砒霜、砒華とも)として少量産出する。方砒素華は、自然砒鶏冠石硫砒鉄鉱といったヒ素鉱物に付随して存在することが多い。毒性が強いことで知られ、上述の鉱物を取り扱う際には特に注意する必要がある。
== 性質 ==
無味無臭。常温常圧では粉末状の白色固体毒性が強く、かつて害虫ネズミの駆除などに使われた。水溶液虫歯白血病治療薬にも用いられる。両性酸化物である(酸とも塩基とも反応する)が、水に溶かすと水和して亜ヒ酸 (As(OH)3) となり、弱酸性を示す。また、単に三酸化二ヒ素のことを亜ヒ酸と呼ぶこともある。
中毒症状として、最初に嘔吐、次に下痢、血圧低下、頭痛などがみられる。多量に摂取した場合、急性腎不全で死に至ることもある。毒性についての詳細は、ヒ素の項目も参照のこと。
もっとも簡易な解毒法は、嘔吐させて毒物が吸収されるのを防ぐことである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「三酸化二ヒ素」の詳細全文を読む




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