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三河後風土記 : ミニ英和和英辞書
三河後風土記[みかわごふどき]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [み]
  1. (num) three 
: [かわ]
 【名詞】 1. river 2. stream 
: [のち]
  1. (n,adj-no) afterwards 2. since then 3. in the future 
: [ふう, かぜ]
  1. (adj-na,n,n-suf) method 2. manner 3. way 
風土 : [ふうど]
 【名詞】 1. natural features 2. topography 3. climate 4. spiritual features 
風土記 : [ふどき]
 (n) topography
: [つち]
 【名詞】 1. earth 2. soil 
: [き]
 (n,n-suf) chronicle

三河後風土記 : ウィキペディア日本語版
三河後風土記[みかわごふどき]
三河後風土記(みかわごふどき)は、近世に書かれた徳川氏創業期に関する歴史書。著者不詳。全45巻(42巻、50巻本もある)。後者、改正本、正説本には偽書説がある。
==概要==
徳川氏創業史の一つで、徳川氏が祖と称している清和源氏から徳川家康将軍就任まで の700余年間を年代順に記述する。
著者・成立年代については、慶長15年(1610年)5月成立の平岩親吉著と序にあるものの、正保年間以後の成立と考証され、著者も不明である。のち改編を行った成島司直沢田源内の著作とする。
また、『三河物語』、『松平記』といった他の創業史の参照はない。
天保3年(1832年)9月には、徳川家斉の命により、成島司直の手で『三河後風土記』の改編および『三河物語』などでの校正がなされ、序文・首巻が付けられた『改正三河後風土記』全42巻(天保8年完成)が作られている。こちらは将軍に献上もされており、偽書ではなく江戸幕府の編纂物の一つともいえる。ただし成島の完全な著作ではなく、原典に他の文献を出典として明示している形式である。また、『改正三河後風土記』は、原撰本たる『参河後風土記』に比べて漢籍の引用が多いとされる。
45巻本、42巻本は清和天皇から700年余の徳川全史と言うべき内容であるが、享保年間、神田白龍子により編まれた改撰本(中山本)全50巻があり、この50巻本は、家康の九代の祖・世良田有親から「家康公関八州拝領」の天正18年(1590年) の180年余の物語となっている。徳川家歴代を賛美する傾向が強いことが特徴とされる。42巻本『改正三河後風土記』、50巻本『三河後風土記正説大全』は、ともに類書として広く流布したようであるが、速見行道の『偽書叢』など書目録の多くで偽書とされる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「三河後風土記」の詳細全文を読む




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