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ローマ建国史 : ミニ英和和英辞書
ローマ建国史[ろーまけんこくし]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
建国 : [けんこく]
  1. (n,vs) founding of a nation 
: [くに]
 【名詞】 1. country 
国史 : [こくし]
 【名詞】 1. history of a nation 2. Japanese history

ローマ建国史 : ウィキペディア日本語版
ローマ建国史[ろーまけんこくし]

ローマ建国史』(ローマけんこくし、)は、紀元前17年頃にリウィウスによって書かれたとされる歴史書である。
==内容==
本書はローマ建国から始まって第三次マケドニア戦争までの歴史を叙述した歴史書であり、本来は142巻から構成されていたが、現存するのは第1巻から第10巻、第21巻から第45巻である。リウィウスのローマ史は、後にダンテによって評価されたことから、多くの歴史家によって参照された。リウィウスは本書の序章でローマの発展をもたらした指導者の活動がどのようなものであったのかを記録し、紀元前1世紀頃からの政情不安の原因である道徳的な腐敗を描き出すことを目指していると述べている。そして読者にはローマ国民がいかに生き、どのような風俗習慣を持ち、どのように領土を拡大し、またどのように風紀が乱れていったのかを読み取ることを求めている。
本書ではまずロムルスとレムス兄弟のローマ建国に至る物語が示されており、ローマ人によるサビニ族の女の略奪、ローマのホラティウス三兄弟とアルバのクリアティウス三兄弟の闘争、ホラティウスの姉妹とクリアティウス兄弟の一人の恋物語などが語られており、ローマ最初の執政官ルキウス・ユニウス・ブルトゥスが現れるまでの歴史が叙述される。またカルタゴの将軍ハンニバルアルプス越えを実施し、カンナエの戦いで勝利を収めてローマ攻略を目指すポエニ戦争の叙述も行われており、第三次マケドニア戦争ではマケドニア軍が敗北して和平条約を締結する際にローマの将軍がギリシアの自由を宣言する話などが記されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ローマ建国史」の詳細全文を読む




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