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ベネジクト液 : ウィキペディア日本語版
ベネジクト液[べねじくとえき]
ベネジクト液(ベネジクトえき、Benedict's reagent)とは、還元性の糖(麦芽糖乳糖果糖ブドウ糖ガラクトース)を検出するために用いられる指示薬である。ベネディクト液(ベネディクトえき)、ベネジクト試薬(ベネジクトしやく)ともいう。
== 概要 ==
1911年にアメリカの Stanley R. Benedict が、糖尿病の診断用に開発した。

現在では家庭における糖尿度の簡易測定用、学校では理科の実験用として使われている。
還元性を持つ糖を含む試料に同試薬を加えて加熱すると、酸化銅(I)の赤褐色沈澱を生じることから、糖検出に用いられる。
同じような性質を示す物質にフェーリング液があるが、ベネジクト液は糖以外の物質(尿素)に反応しないことと、長期保存に耐えられる点で秀でている。(反対に、フェーリング液はベネジクト液よりも反応が鋭敏である。)
なお、特に強い還元剤と反応する場合等の特定の条件が揃った場合に限り、一度生成した酸化銅(I)がさらに還元されて金属となり、反応容器壁に銅鏡が生成する。これを特に銅鏡反応ということがある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ベネジクト液」の詳細全文を読む




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