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プラスティック紙幣 : ミニ英和和英辞書
プラスティック紙幣[しへい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

紙幣 : [しへい]
 【名詞】 1. paper money 2. notes 3. bills 

プラスティック紙幣 ( リダイレクト:ポリマー紙幣 ) : ウィキペディア日本語版
ポリマー紙幣[ぽりまーしへい]

ポリマー紙幣(ポリマーしへい、)は材料として合成樹脂を使用した紙幣である。プラスティック紙幣とも呼ばれる。オーストラリア準備銀行 (RBA) とオーストラリア連邦科学産業研究機構 (CSIRO) の共同開発によって作られ、1988年に通貨としてオーストラリアで発行されたのが最初である。また同国の技術供与もしくは受託生産によって現在世界20か国以上で同様な紙幣が製造・発行され流通している。
== 概要 ==
従来、紙幣に用いるの原材料として、耐久性がある綿日本では三椏)が使用されてきた。だが、これらの材質は一般でも調達可能であり、偽造紙幣を製造することも可能であった。なお例外的に布(西郷札)や皮革(ドイツのノートゲルト)で作られた紙幣などもあるが、あくまで例外的である。
世界で最初に紙・布・皮以外の素材を使用した紙幣として発行されたのが、デュポンが開発したポリエチレン繊維による合成紙(商品名タイベック "Tyvek")によるものである。アメリカ合衆国の民間紙幣印刷会社であるアメリカン・バンクノート・カンパニーが1980年代前半に生産したもので、実際にコスタリカ(20・100コロン紙幣)とハイチ(1・2・50・100・250・500グールド紙幣)がタイベックによる紙幣を発行した。
また、エクアドルエルサルバドルホンジュラス、およびベネズエラの紙幣も試刷されたがこちらは正式に発行されなかった。これらの紙幣は印刷されたインクが熱帯の気候のために溶け出すという事例があり耐久性に問題があった。またイギリスのプリンタ・ブラッドベリ・ウィルキンソン社も、タイベックを使用したマン島(イギリス王室属国)の1ポンド紙幣を1983年から1988年に製造したが、その後はタイベックを使用した紙幣は生産されなくなった。
これは、タイベックは印刷が可能で丈夫な材質であったが、透かしといった偽造防止技術を取り入れる事ができず、また地模様といった多色印刷ができないうえに、流通しているうちに印刷インクが磨耗する欠点があったためである。
その後、現在見られるようなポリマー紙幣がオーストラリアで開発された。ポリマー紙幣の導入目的は通貨のセキュリティを向上させるものであった。オーストラリアでも1967年に通貨偽造事件が発生しており、近年のカラーコピーの飛躍的な性能向上に伴う偽造事件の増加が懸念されていた。そのため1968年からRBAはCSIROとの共同研究を始め、紙幣に対する偽造防止として1972年に提案された技術が基になった。
この技術とは、透明な合成樹脂のフィルムに白いインクを印刷し不透明化したうえで、伝統的な印刷を行い、その上に流通しても磨耗しにくくする保護膜をコーティングするものである。またOVD(特殊ホログラム)を入れる部分は印刷をしないため、向こうが透けて見える。またこの合成樹脂による紙幣用紙は非繊維質かつ非多孔性の素材であり、紙による紙幣と比べて、耐久性や防水性に優れ、耐用年数が長く、機械加工がし易い上に、引き裂きにくくて、再使用も可能である。
難点といえば、生産コストが高く熱に弱いこと。そして従来の紙による紙幣よりも手捌きが異なるため、現金自動支払機で扱うために、特別な技術を開発する必要があったことである。だが、ポリマー用紙の確保と高度の技術が必要であるため、偽造するのが困難であり、カラーコピーに対する偽造防止技術を、ポリマー紙幣に盛り込むことも可能であるため、紙幣の偽造抵抗力が飛躍的に向上した。
また、製造コストが高くても長持ちするため、結果的に安上がりになる利点がある。そのため、オーストラリアなどでは、一般に使用頻度が高く寿命の短い低額面から、ポリマー紙幣が導入された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ポリマー紙幣」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Polymer banknote 」があります。




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