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ドン・ケント : ミニ英和和英辞書
ドン・ケント
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ドン・ケント : ウィキペディア日本語版
ドン・ケント

ドン・ケント"Bulldog" Don Kent、本名:Leo Joseph Smith Jr.1933年6月24日 - 1993年6月7日)は、アメリカ合衆国プロレスラーインディアナ州フォート・ベンジャミン・ハリソン出身〔。
ヒールラフファイターとして、中西部や中南部を主戦場に活動した。アル・コステロらとのオーストラリア人ギミックタッグチームファビュラス・カンガルーズThe Fabulous Kangaroos)での活躍も知られる。
== 来歴 ==
1956年のデビュー後、ジョー・スミスの名義でイリノイオハイオケンタッキーアラバマオクラホマなど各地のローカル・テリトリーを転戦。1960年代よりリングネームドン・ケントに改め、1962年9月3日にオクラホマ州タルサにて、ダニー・ホッジが保持していたNWA世界ジュニアヘビー級王座に挑戦。1965年9月25日にはミズーリ州ジョプリンにてNWAミズーリ・ジュニアヘビー級王座を獲得し、同年にデビューしたばかりのジャック・ブリスコともタイトルを争った。
1967年12月、アル・コステロが結成していたファビュラス・カンガルーズに加入。オリジナル・メンバーだったロイ・ヘファーナンに代わるコステロの正式な新パートナーとなる。豪州出身ではないものの、ブーメランを手にブッシュハットを被ったオーストラリア人ギミックのタッグ屋として、NWANWFWWWFなど各団体で活躍した〔。日本にも、1968年1月にTBS体制下の国際プロレス1972年11月に日本プロレスへ参戦している。1980年代からはブルーノ・ベッカーやジョニー・ヘファーナンをパートナーに、新生カンガルーズのリーダー格となって活動した。
シングルでも実績を残しており、1969年1月10日にはミズーリ州セントジョセフにてダスティ・ローデスからNWAセントラル・ステーツ・ヘビー級王座を奪取。その後もローデスやディック・マードックと同王座を争い、5月2日にはドリー・ファンク・ジュニアのNWA世界ヘビー級王座に挑戦、60分時間切れ引き分けの戦績を残した。なお、ローデス&マードックのテキサス・アウトローズとファビュラス・カンガルーズのタッグ対決も、1970年にオハイオ地区で実現している。
コステロとのフルタイムのコンビを解消後の1974年10月7日には、テネシーのミッドアメリカ地区にてNWAミッドアメリカ・ヘビー級王座を獲得。以降、1975年1月にジャッキー・ファーゴ、同年4月にルーク・グラハム1977年12月10日にラニー・ポッフォを破り、同王座には通算4回戴冠した〔。ザ・シークの牛耳っていたデトロイト地区では "ブルドッグ" ドン・ケントと名乗り、1975年11月1日にマーク・ルーインからフラッグシップ・タイトルのUSヘビー級王座を奪取。1976年10月16日にもパンピロ・フィルポを破り同王座を獲得、翌年1月8日にジノ・ヘルナンデスに敗れるまで保持した〔。1978年4月には全日本プロレスに来日している。
プエルトリコWWCでは、1979年8月3日にカルロス・コロンから北米ヘビー級王座を奪取。ジョニー・ヘファーナンとの新生カンガルーズ解散後もWWCを主戦場に、1984年には覆面レスラースーパー・メディコ3号(''Super Médico #3'')に変身。1号のカルロス・ホセ・エストラーダのパートナーとなり、かつてコステロとのコンビで初代王者に認定されたWWC世界タッグ王座に返り咲いた。
その後、アメリカ本土ではディック・ザ・ブルーザーが主宰していたインディアナポリスWWAで活動。1987年12月6日、クリス・カーターをパートナーにジェリー・グラハム・ジュニア&スコット・レックスタイナーからWWA世界タッグ王座を奪取。これが最後のタイトル戴冠となり、翌1988年に引退した。
1993年6月7日白血病のため死去〔。。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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