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覆面レスラー : ミニ英和和英辞書
覆面レスラー[ふくめんれすらー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

覆面 : [ふくめん]
  1. (n,vs) mask 2. veil 3. disguise 
: [めん]
  1. (n,n-suf) face 2. mug 3. surface 4. facial features 5. mask 6. face guard 7. side or facet 8. corner 9. page 
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

覆面レスラー : ウィキペディア日本語版
覆面レスラー[ふくめんれすらー]

覆面レスラー(ふくめんレスラー)は、素顔がわからないように頭部や顔などの一部または全体を覆面で覆い活動するプロレスラーのことである。マスクマンとも呼ばれる。多くの場合、顔のみではなくリングネームを用いることなどでその正体も隠されている。
== 覆面レスラーの正体 ==
覆面レスラーはメキシコルチャリブレに多く存在する。ルチャリブレに伝統的に覆面レスラーが多い理由の一つとして、昼間は他の職業についているため、夜に試合を行う場合が多く、正体を隠す必要があったためである。また、かつてアメリカでは試合をするプロレスラーにライセンスが必要で、それを持っていないために正体を隠していた例もある(ザ・デストロイヤー)。ただし今日では、特に理由がなくても覆面を利用するレスラーも多い。ヨーロッパのプロレスにはあまり存在しないといわれる。
日本に初めて来た覆面レスラーは1956年に来日したメキシコのラウル・ロメロであり〔ミック博士の昭和プロレス研究室 〕、1959年に来日したミスター・アトミックが大人気を博した。日本でデビューした初の覆面レスラーは小林省三(ストロング小林)の覆面太郎(1967年デビュー)といわれている。
ミル・マスカラスに代表されるメキシコのプロレスや、ザ・デストロイヤーの影響で日本の団体でも覆面レスラーは多く存在する。海外武者修行からの帰国や長期休養明けを機に覆面レスラーになったり、既存レスラーのてこ入れ策としてギミック変更の一環で行われる。
日本の覆面レスラーの特徴としては、デビュー以降は比較的早い段階でその正体がわかることが多い。獣神サンダー・ライガーの様に、所属団体がその正体を公式に明かすことはしなくても多くのファンが知っている場合も存在する。またザ・グレート・サスケなど、当初から正体を明らかにしていた覆面レスラーも存在した(ただし現在は本名非公開)。三沢光晴の2代目タイガーマスクなどはデビュー戦の段階で多くのファンに正体がわかっており、ミサワ・コールが起こっていた。また、前述のタイガーマスクや獣神サンダーライガーのようにTV番組のタイアップや人気キャラクターなどをモチーフにする場合も多い。ウルトラマンウルトラセブンは海外にまで飛び火する人気を誇ったため、メキシコを中心に活躍するマスクマンまで登場した(新日本プロレスに来日したウルトラマン全日本プロレスがメキシコから来日と謳ったウルトラセブンなど)。
地方発のプロレス団体には覆面レスラーを多数起用して旗揚げするケースも多い。特に設立者自らが覆面レスラーである場合がほとんどで、彼等は団体の人気を一手に引き受ける「顔役」となるケースが大半である。大阪プロレスのブラックバファローくいしんぼう仮面は、元みちのくプロレスのスペル・デルフィンが中心となって打ち立てたキャラクターである。
大多数の覆面レスラーはマスク自体にレスラーとしてのアイデンティティーがあると考えているため、マスクに手をかけられたり剥がされたりすることを極端に嫌う。レスラーとして路線変更をする場合前出の三沢光晴や平田淳嗣(スーパー・ストロング・マシーン)のように自らマスクを脱ぎ捨てる場合がある。前出のブラックバファローはマスクを脱ぎ捨てた後もリングネームを変えずに活動する稀有なケースである。マスクを剥ぐ・剥ごうとする行為はほとんどの団体で反則とされているが、小林邦昭のようにあえてそれをやることでヒールとしてのイメージ確立を図ることもある。
過去に覆面レスラーが地方議員になった例として、ザ・グレート・サスケ(岩手県議)、スペル・デルフィン(和泉市議)、スカルリーパー・エイジ(大分市議)があるが、サスケとデルフィンは議会の別室で素顔の本人確認をすること等を条件に覆面姿の議場入場は認められたが、エイジは覆面姿での議場入場は認められなかった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「覆面レスラー」の詳細全文を読む




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