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トールマン : ミニ英和和英辞書
トールマン[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

トールマン : ウィキペディア日本語版
トールマン[ちょうおん]

トールマンToleman)はかつてF1に参加していたイギリスのマシン製造者(コンストラクター)、レーシングチームである。
== 概要 ==
このチームは、自動車運搬車を販売していたテッド・トールマンの支援を受けた、フォーミュラ・フォード2000のチームを起源とする。その後チームはF2にステップアップし、1978年マーチ1979年にはラルトシャーシで参戦した。1980年には、ロリー・バーンの設計したオリジナルシャーシTG280にハートエンジン、ピレリタイヤの組み合わせで圧倒的な速さを見せ、ヨーロッパF2選手権で1,2位を独占した。この勢いに乗って同年11月、翌年からのF1参戦を発表した。
1981年、ヨーロッパラウンドの始まりである第4戦サンマリノGPでF1デビュー。F2時代にも使用したハートのエンジンは、新設計のターボ付き415Tとなり、シャーシはロリー・バーンによる新設計のTG181、ドライバーも、前年のF2でのドライバーと同じく、ブライアン・ヘントンデレック・ワーウィックという組み合わせでの参戦となった。しかし、非力で重いマシンに苦しみ、各ドライバーとも予選通過1回という結果に終わった。
1982年は、ドライバーのヘントンがチームを離れ、テオ・ファビを新たに迎えた。前年同様、予選に苦しんだが、オランダGPではワーウィックがファステストラップを記録した。
1983年から規定の変更により全車フラットボトムに変わり、前年型をレギュレーションに合わせたTG183Bを投入。フロント/リアウイングに特徴を持つこのマシンは強力なダウンフォースを得て競争力は急速に高まっていった。ワーウィックが第12戦オランダグランプリから4戦連続入賞し、コンストラクターズ9位を記録した。
1984年には、アイルトン・セナがトールマンからデビューを果たした。1983年のイギリスF3選手権を制したセナは、2戦目の南アフリカGPで早くも6位入賞を果たすと、大雨で短縮されたモナコGPでは優勝したアラン・プロストをあわやというところまで追い詰める走りで2位表彰台を獲得、その後イギリスGPでも3位表彰台を獲得する活躍を見せた。この活躍に目をつけたロータスはセナと翌1985年から契約することを発表したが、セナとトールマンとの契約は翌年もまだ残っていたため、ペナルティとしてイタリアGPではセナの代わりにステファン・ヨハンソンを出走させた〔ヨハンソンの車両は通常はカーナンバー20であるが、このペナルティでセナの車両(カーナンバー19)をヨハンソンがドライブした。尚、カーナンバー20にピエルルイジ・マルティニが1戦だけスポット参戦し、これがマルティニのF1デビューにもなっている。〕。最終戦ポルトガルGPではこの年の予選最高位となる3番グリッドからスタートしレースでも3位に入ったセナは、このシーズンをもってロータスへ移籍した。
1985年にはミシュランの撤退によりタイヤ供給に関する問題に直面し、開幕より3戦まで出走することができなかった。その後、倒産したスピリットが使っていたピレリタイヤを引き継いでようやく出走可能となった。同年には、ティレルアルファロメオを支援していたベネトンとの大口スポンサー契約を取り付けた。なお、この年のドイツGPでは、テオ・ファビがチーム史上唯一となるポールポジションを獲得している。
ベネトンは1985年シーズン終了後にトールマンを買収し、チームは1986年にベネトン・フォーミュラと改名された。その後、このチームは2001年ルノーによって買収され翌年よりルノーF1として参戦していたが、ルノーのワークス参戦休止により2011年からはロータスに改名、2016年から再びルノーが買収し、ルノー・スポールF1チームとして活動を継続している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トールマン」の詳細全文を読む




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