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モナコグランプリ : ミニ英和和英辞書
モナコグランプリ[らん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)

モナコグランプリ : ウィキペディア日本語版
モナコグランプリ[らん]

モナコグランプリモナコGP、, )は、モナコ公国モンテカルロ市街地コースで行われるF1世界選手権レースの一戦。
インディ500ル・マン24時間レースと並び「世界3大レース」の1つに数えられ、F1およびモナコのシンボルともいえる名物レースとなっている。
== 概要 ==

1929年に第1回大会を開催し、第二次世界大戦前後の中断(1938年 - 1947年1949年)と、1950年代前半〔1951・1953・1954年は開催せず。1952年はF1ではなくスポーツカーレースとして開催。〕を除き毎年開催されてきた。1950年のF1世界選手権発足時よりイギリスGPイタリアGPベルギーGPと並んで同シリーズに組み込まれている。この内、同じコースで開催され続けているのはモナコGPのみである。
グランプリ期間中、普段は人口3万人の小国に、およそ20万人の観客が訪れる。モナコ王室を始めとして、政財界の協力によって行われる国家的な観光イベントでもある。多くの観客を招き入れるため、キリスト昇天祭の祝日となる5月の2週目か3週目の木曜日に日程を合わせるのが慣わしである〔尾張正博 "F1ピットストップ「メルセデスのテストは違反行為か!?魔の金曜日にF1界騒然の事件発覚。」 ". Number Web.(2013年5月31日)2013年6月29日閲覧。〕。近年はF1カレンダーの過密化により、キリスト復活祭と一致しないこともあるが、木曜日からスケジュールが始まるという伝統は続いており、他のグランプリでは初日となる金曜日がモナコGPでは休息日となる。
レースの舞台となるのは、モナコのモンテカルロ区とラ・コンダミーヌ区の公道を閉鎖して造られた1周3,340mのモンテカルロ市街地コースである。現在のF1レースでは「305kmを超える最低の周回数」がレースの規定周回数・総走行距離として定められているが、このコースでは例外として、総走行距離が1968年から約260km(約78周。それまでは約318km(約100周))に減らされている。この約260kmという距離は、このコースをF1マシンで走行し続けるとこれぐらいの距離で2時間以内に収まるから、という理由で決められている〔現在の競技規則では規定周回数に達するか、2時間を超えた最初の周でレースが成立する。〕。コースの設営準備には6週間、レース後の撤去作業には2週間を要する〔。
コース幅が非常に狭いためレース中の追い抜きは困難であり、他のコースに増して予選結果が重要視される。レース中はペースの遅いマシンの後方に数台が数珠繋ぎとなり、無理な追い抜きで接触する場面がよく見られる。ポールポジションを獲得したドライバーがそのまま優勝することが多く、2011年現在で24回ポール・トゥ・ウィンが達成されている。なお、1933年からグリッドの決め方がくじ引きから現在の方式である予選タイムの早い順に変更されたが、これもこのコースが追い抜き困難で不公平であるからという理由から来たものである。
伝統と華やかさに加え、高い技量と集中力を要する難コースであることから、「''モナコGPの優勝は3勝分の価値がある''」といわれる。ここで際立って強いドライバーは「モナコ・マイスター」と賞賛されることがある。過去3勝以上を挙げたドライバーには、スターリング・モス(3勝)、グラハム・ヒル(5勝)、ジャッキー・スチュワート(3勝)、アラン・プロスト(4勝)、アイルトン・セナ(6勝)、ミハエル・シューマッハ(5勝)、ニコ・ロズベルグ(3勝)といった名手が名を連ねている。
ファン・マヌエル・ファンジオは出走4戦中2勝をあげ、4戦全てでポールポジションファステストラップを記録している。一方、ジム・クラークは出走6戦中4回ポールポジションを獲得しながら、4位が最高で1勝もできなかった。
事故の起きやすい環境や、マシンにも過酷でメカニカルトラブルが発生しやすいことから、優勝候補がリタイアするなど波乱の展開が繰り広げられることもあり、意外なチームやドライバーが優勝することもある。過去9名のドライバーがこのコースでF1初優勝を遂げており、初優勝が出やすいコースでもある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「モナコグランプリ」の詳細全文を読む




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